自宅の松茸ごはん(東京都自宅)


嘘も方便。


ある日、シイタケが苦手だった私に母が嘘をついた。


遊び疲れて家に帰ると、自宅の換気扇から何とも言えない香りが…


聞くと松茸をバターで焼いているとのこと。


マツタケ!


それが高級なキノコということだけは子供ながらに知っていた。


まだ松茸を食べたことがなかった少年は、香りが良いシイタケのバターソテーを松茸と思い込んだ。


焦がしたバターに少し垂らした醤油、これ以上無いくらい食欲をそそる香りに誘われて何個もおかわりをした。


苦手なシイタケが大好物に変わった瞬間だった。



今年も木曽の松茸ハンターが最高の逸品を送ってくれた。


松茸は松茸ごはんにして喰らうのが一番美味い。



包丁で切るのではなく、松茸は手で割いて使うのが美味さの秘訣。



アツアツの松茸ごはんに酢橘をキュッと絞りいただく。


うまい。


合わせて旬の秋刀魚も。


幸せな食卓にため息が出た。


松茸を喰らう度に母の優しい嘘を思い出す。


明日はシイタケのバターソテーにしようかな。


ごちそうさまでした。























サンキュー。。。


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