レストラン矢野のまぐろといくらの特製漬丼(北海道松前郡)
子供の頃、近所の側溝でザリガニを捕まえた。
東京は杉並区。
沢とか小川じゃないあたりが東京だな。
環七沿い、梅里公園の隣にお寺があって、そこの池の水が流れる側溝にザリガニがうようよしていた。
小学校低学年だったと思う。
一つ年上の幼馴染みに連れられ、初めて足を踏み入れた秘密の狩場。
網で逃げ場を塞ぎ、足で水草を踏んづけると驚いたザリガニがお尻から飛び出し、一瞬で数匹捕まえることができた。
得も言えぬ恍惚感。
私の場合カブトムシじゃなく、それはアメリカザリガニから貰った宝物。
あれから40年。
セガレとやって来た北海道最南端、白神岬。
蠢くウミウシ、群れるやどかりを見てわくわくが止まらなくなった。
セガレを見ると恍惚の表情。
分かる、分かる、としばらく放っておいた。
腹が減るまで戯れて良し。
セガレの腹時計が鳴るのを待つ。
無心にやどかりを取り漁るセガレを眺める。
男親の幸せっていうのはこういうことだと実感する。
親子で腹が減って、向かった店はレストラン矢野。
美味しい漬丼をいただく。
いくらを散らした豪華なマグロの漬丼。
重い位いくらをまぶしたまま口に放り込む。
口の中でいくらが気持ちよく弾け、独特の旨味がマグロの価値をさらに上げる。
半分喰らってから松前漬けもオンザライス。
海感増し増し。
松前漬けは単品よりこうやって喰らうとより美味いね。
ごちそうさまでした。
サンキュー。。。







