ハセガワストアのやきとり弁当(北海道函館市)


旅は思い通りにならないもの。


お天道様には私のわがままは通用しませんでした。トホホ。



函館は雨。


昼はびしょびしょに濡れながら五稜郭の外周を歩き、夜は観えないと分かっていながらガスった函館山頂上へ。


ドンマイ。


それでも土方歳三のイケメンぷりに親子で震え、復元された箱館奉行所では親子で正座し精神統一、下りのゴンドラがガスから抜ける時にふわっと現れた夜景にため息をついたりできた。


このドンマイな状況を楽しむ術をセガレに伝えたい。


男の子はチャンスに目立つよりもピンチに活き活きする方が絶対にいい。


皆んなが笑ってる時に緊張感を出し、皆んなが落ち込んでいる時に余裕の笑みを浮かべて欲しい。


函館山のゴンドラを降りて元町の丘の上を散策。

真っ直ぐ海に向かって伸びる坂を二人で駆け下りた。


セガレの足の速さに驚く。


己の体力のなさを嘆く。


ドンマイ。



駐車場に向かう途中でハセガワストアを発見。

やきとり弁当が有名な店。


どうしても喰らいたいとホテルでの晩酌用にと購入。


ハイボールを煽りながらやきとりをいただく。


セガレはカルピスを煽りながらやきとりを喰らう。


なんだろう…、何でもない素朴なやきとりだけど、て言うかやきとりじゃなく、実際はヤキトンだけど、ソウルを感じる。


ソウルってのは、元気出せ!って喰らう人への愛情。


でもアツアツを腹ペコで喰らった方が絶対美味いわ、やきとり弁当。


これもドンマイ。


と、思いながらやきとりを齧っていると、ニコニコしながら『僕は猫舌だからこれぐらい冷めてる方がいい!』とセガレになぐさめられた。


ドンマイ。


ごちそうさまでした。




















サンキュー。。。