両国国技館のやきとり(東京都墨田区)
焼鳥が好きだ。
小学生の頃、自転車で東高円寺駅から堀之内の自宅までの塾帰り。
ふらふらと遠回りして和田商店街へ向かう。
和田帝釈天近く、惣菜屋さんが店先で焼く焼鳥、特にタレがよく沁みた鳥皮を目当てに。
確か1本30円。
親に内緒で買い食いをば。
夕陽に照らされた鳥皮は、親に内緒という甘美をまとい、一休さんの『和尚さんのあめ』よろしく妖しくキラキラと褐色に輝く。
夕日に向かって自転車を漕ぎながら喰らったあの鳥皮の美味さが今だに忘れられない。
あれから焼鳥が大好きになった。
国技館で相撲を観ながらあの懐かしい味を思い出した。
この焼鳥、やたらと美味い。
完璧に冷えてるのに柔らかくてジューシー。
どこでこんな美味い焼鳥を焼いてんだと箱の裏側をみたら、どうやら国技館の地下で焼いているらしい。
土俵の下には秘密の焼鳥工場が…
別に秘密でも何でも無いけど面白いなぁと薄っすら感動。
満員御礼の垂れ幕を見上げ、焼鳥を頬張りつつ、次はこの升席で相撲好きな親と一緒に、この美味い焼鳥を喰らいたいと思った。
ごちそうさまでした。
サンキュー。。。
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