異国。
距離は飛行機のおかげで近くなった。
でも。
意識と感覚はテレビとネットの影響で逆に遠くなってゆく。
対岸の火事どこじゃない。
まるで漫画や映画の世界のように感じる。
間違いなく、今頭の上にある同じ月や太陽を眺めている異国で起きていること。
視覚で得る情報は怖い。
人から想像する欲求をむしり取る。
「わざわざ行かなくても見れるから」
になってしまう。
五感を使って初めて見えてくるものがある。
匂い、風、気温、言葉、人、金、天気、その他もろもろ。
二次元の世界から手に入れることができる情報は、今の自分が持つ想像の器を超えることは決してない。
こう偉そうに言う自分も例外じゃない。
気づけば探求する気持ちが弱くなっている。
歳を食うと「たぶん、だろう」って感覚に支配されることが多くなる。
こんな時はやはり「喰らう」だ。
本場を感じさせる匂いと雰囲気、そして味を堪能させてくれる店で異国を喰らう。
日本で喰らってこんなに美味いってことは、きっと本場に行ったら叫ぶほど美味いに違いない!
って、欲求を奮い起させてくれる。
視覚だけじゃない味覚と嗅覚、そして触覚と聴覚。
今こそ五感を研ぎ澄ませ!
と、第六感がざわざわする。
そんな第六感に従って先週スパニッシュを喰らってきた。
イベリコ豚。
クラムチャウダー。
赤ワイン。
オムレツ。
アヒージョ。
牛肉の煮込み。
パエリヤ。
うんま(´∀`)
どの料理も太陽の味がした。
いつかこのパエリヤを本場の太陽の下で、家族皆で喰らい、カミさん、子供と未来を語り合いたい。
いつかこの赤ワインを本場の月を眺めながら、この日乾杯した仲間とアヒージョをツマミにグビグビ飲んで肩を叩き合いたい。
五感で確認しろ。
「たぶん、だろう」は、絶対に自分を今より逞しくするような経験をさせてくれない。
常に本質はイメージの向こう側にある。
なるほど。
思い込みの激しい営業マンは売り続けることができないもんな。
てかスペイン。
いつか必ず行ってやる。
サンキュー。。。






