歌舞伎座。
日曜日。
家族で銀ブラ。
歌舞伎座。
外観は昔と一緒でしたが、デカいビルがその上にそびえ立ってました。
勘三郎さんが最期までビル建てるの嫌がってた意味が何と無く分かりました…
和光前。
日曜日の午前中。
東京のど真ん中には色んな人種が交差してました。
銀座三丁目。
昔、この工事してる場所の地下に、無法松っていう居酒屋がありました。
ボクが学生時代に毎日バイトした居酒屋。
もう結構前に店は閉めたと聞いてましたが…
ビルまで無くなっちゃうとなんだか切なくて。
60人入ったら満員御礼。
小さな居酒屋でしたが、銀座で働くサラリーマン、地元の酒好きな常連さんのおかげで毎晩にぎやか。
界隈のどの店より活気のある最高の居酒屋でした。
この店で。
営業マンの基礎と応用。
男のケジメと覚悟。
人生のわびとさび。
おそらく死ぬまで、絶対に喰いっぱぐれない生き方の術を学びました。
目で見えるものが露と消えても。
薄暗いけど活気のある店内。
常連さんたちの笑顔。
予約を知らせるピンク電話のベルの音。
名物のキムチ豆腐鍋の匂い。
そして。
働いていた仲間の意気込み。
今も脳裏にハッキリと焼き付いてます。
居酒屋無法松は、今日もボクの心の中で営業中です。
まいど。。。


