ぶんぶん丸の特性を説明するのは難しくてよぉ、気分がやさぐれる。 | sei-sei堂の〈事件は日常茶飯事!?〉日記

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普通に暮らしているつもりなのに、どういうわけか傍から見ると……。
そんな「問題アリ」らしい我が家の日々を、つらつらとつづろうかな??
アスペルガーだって、自閉症だって気にしない♪♪

ぶんぶん丸の近況を説明しなければならなかった。

どう答えればよいのか、頭が痛い。

 

自閉症とは、見えているからといって、我々と同じものを見ているとは限らず、

聞こえているからといって、我々と同じ音を聞いているとは限らず、

 

話せるからといって、会話ができるとは限らず、

歩けるからといって、一緒に行動できるとは限らず、

 

sei-seiは、そんな障害だと思っている。

 

「お金の管理はできますか?」

そんな質問にはどう答えればよいのだろう?

 

ぶんぶん丸、小遣い帳をつけている。

コンビニエンス・ストアで弁当を買うこともできる。

衣類や必要なものは自分で購入する。

 

しかし……。

 

去年、財布の中身の盗難にあったとき、彼がパニックを起こすほど「困った」のは、「小遣い帳の収支が合わなくなったこと」だった。

 

誰がいつ盗ったのか、そういったことには全く興味を示さなかった。

 

「小遣い帳には、不明金と書いておけばいい」

sei-seiのその一言で、ほぼ問題が解決してしまったのだ。

ただ、お金が無くなるのは少し困るようで、その日以来、職場に財布を持っていかなくなった。小銭入れだけ持参することにしてしまった。

 

それでおしまい。

 

この解決法で、「お金の管理をしている」と云えるのか?

見えないものが分からないから、もちろん隠されているものにも気づかない。盗まれても、無くなったということはわかっても、「誰かが持っていった」という発想をすることができないのだから、無くなったことを嘆くだけで、犯人を捜すこともできない。

 

ぶんぶん丸の行動のすべてが、そんな感じ。

 

「日常生活に支援は必要ですか?」

そんな質問は止めて欲しい。

 

ぜんぜん必要じゃないけど、すべてにおいて必要なんだよ!!