sei-seiの子どもの頃の古い写真が出てきた。
子どもだけれど、振袖を着ている。
子どもだけれど、たぶん丸帯をしめている。
この着物、記憶にある。
この着物、おさがりだったよね?
確か母方の祖母の嫁入り道具(?)のひとつの……。
市松人形の着物。
子どもと同じくらいの大きさの市松人形だったということだ。
この人形、着せ替え出来るようになっていて、普段は花嫁衣装を着せられていたと聞く。これは、戦災で焼失してしまったらしい。
着物だけが何枚か残されて、それをsei-seiが着せられていたということだったような……。
改めて考えてみると、ちょっと怖い。
sei-sei、母方の祖母には溺愛されていたからねぇ~。
いとこの中では有名な話。祖母の葬儀のときにも云われたよ。
今思うと、いとこ殿もちょっと怖い。