9年通った学童療育の「卒業生を送る会」に参加してきた。
8年間、送り出す側として参加してきた会である。リハーサルなしのぶっつけ本番だったけれど、そつなくこなしていた。
花道を通って壇上に上がり、お辞儀をしてから指定された席に座る。壇上でも、背筋を伸ばし、緊張した面持ちでずっと坐っていることができた。
皆の前で、ピアノも披露した。
先生方や保護者会からの記念品のほかに、個人的にも祝いの品を、おふた方から受け取った。
「卒業おめでとう。いつも、うちの〇〇を気に掛けてくれてありがとう」
そんな言葉が添えられていた。
「sei-seiさん親子は、わたしたち親子の希望なのよ」とも云っていただいた。
障害があっても、大丈夫。
優しく素直な子に育てられる。
毎日楽しい日々を作ってやることができる。
sei-sei親子を見ていると、「そう信じられる」と云ってくださった方々も……。
何だか、背中がこそばゆい。
ひとつひとつ、区切りがついていく。
来週には、高校の入学説明会がある。
さぁ、前を向こう。