前回までアエルマッキの市販車について語ってきましたが、やはりアエルマッキといえばレーサーは外せません。
アエルマッキ アラ・ドーロ 250 ( 250cc OHV 単気筒)
カウルを外すと下の映像の様になります。
フェンダーの塗装が違うので上記カウル付きマシンの中身ではないかもしれません。
しかし、右側の部分映像によるとカウル付きマシンとエンジンの(乾式?)クラッチ部分が殆ど同一なので間違いないと判断します。
アエルマッキのレース・マシンは設計が古く、性能的には優れているとは言いがたかったのですが、信頼性はその分、
高かった様でアラ・ドーロ 250S(OHV単気筒 市販レーサー)はWGPプライベート出場者に長く使われ続けました。
1970年(?)製作
248.3cc (72×61mm) 4st OHV単気筒 32hp/10000rpm
上の映像のマシンの性能は不明ですが、初期にはこの性能を持っていたと思われます。
いくら古臭くともやはり、レーシング・マシン は 特別な輝き を持っています。
『金の翼』 の 伝説( 了 )