ミツバチが増えるには | 嶺川養蜂日誌

嶺川養蜂日誌

佐賀県唐津市にある養蜂園。
お知らせや日々のことを発信します。
ハチミツのこと、ミツバチのこと。
ハチミツ販売してます。
https://minekawabee.base.shop/


こんにちは。嶺川養蜂園スタッフのシバタです。

気温が徐々に高くなってきました。もうTシャツで出歩けるくらい暖かくなりましたTシャツ晴れ

山の雑木も、特にハゼノキが花咲いてミツバチ達もルンルンで貯蜜しているようです🎶

 



▲採蜜用のミツバチの巣箱

 

一つの巣箱に一つの群が住んでいます。

一群につき王様(女王蜂)は一匹だけです。

この巣箱に住んでいるミツバチ達は、全てこの女王蜂の子か姉妹兄弟です。

 

一つの巣箱に一群しか住めないのであれば、ミツバチはどうやって群数を増やし、種として繁栄していくのでしょうか。

 

【群の人員】群の中には、3種類のミツバチが存在します。・女王蜂・はたらき蜂(メス)・オス蜂
家族が増えて家が手狭になると、人間はもっと大きな間取りの家に引っ越しますよね?ミツバチは、女王を新しく生み出して二つの群に分かれます。これを分蜂(ぶんぽう)と言います。古い女王が古参の家族を半数ほど連れて新しい家を探しに出て行きます。
日本ミツバチは新しい家を決めて出て行くのですが、西洋ミツバチはなぜか新しい家を探さず無計画に出て行くそうです笑これも家畜化が進んでいる特徴なのでしょうか。
更に、西洋ミツバチは人間が作った基礎がないと綺麗な巣房が作れないので、自然で群を維持できず消滅してしまいます。つまり西洋ミツバチは野生化できない程家畜化が進んでいるということのようです。※養蜂2年目の素人の所感です。間違っていたらすみません🙏笑



▲分蜂群 比較的おとなしいので素手で触っても刺されないらしい(刺されてた)
なので、巣を出て行った分蜂群は大抵また人間に回収されて行きます。



▲回収中
人間と長く共存しているとこれほど生態の中に人間が介入するようになるのだなあと感心します不安