ミネ歯科医院 歯のこと、口のこと、皆で一緒に勉強しようよ。 -8ページ目

子供に比べ、」大人のほうが虫歯の罹患率が高いというニュースがありました。


なんで、なんでしょう?


先日、初診の患者さんで、前歯が出てきたのをなおしたいと来院された方がいます。


見たところ、明らかに歯槽膿漏」が、原因で、前歯がグラグラになって、出てきてしまった状態でした。


普通であれば、その歯は、歯茎も腫れていて、骨も溶けてしまって、グラグラしているはずです。


それが、ピクリとも動かないばかりではなく、少し歯石は付いていましたが、歯茎も腫れてはいませんでした。


ご本人も、以前は、いつ抜けてもおかしくないくらいグラグラしていたといいます。


「なにか、歯磨きを一生懸命にしたとか、、、、変えたことはありますか?」と聞いてみました。


「歯磨きは、前から、一生懸命はしてたんですけど。。。。。。」


そして、思い出したように、


「そういえば、ダイエットをしました。5キロくらいですがやせたんです。」


これなのです。


ダイエットは間食も、甘いものもひかえるでしょ。お口の中の、細菌の繁殖がおさえられたのでしょう。


前回の記事にも書きましたが、訓盲院の生徒には、1本も、本当に、どの子供にも1本も虫歯がないのです。


訓盲院のおやつは、1週間におせんべい1枚か、2枚だそうです。


ですから、子供たちは、毎日の食事をとても楽しみにしていました。


毎日の食事を楽しみに、そして、おいしく食べること。


大切なことですね。(o^-')b





先日、横浜訓盲院の、歯科検診に行きました。


横浜訓盲院は、創立100年以上経つ、私学の盲学校施設です。

盲学校としてだけでなく、訓盲院という入居施設もあります。


ミネ歯科医院では、20年近く検診で、毎年うかがっています。


いつも、感動することは、訓盲院の子供たちには、虫歯が1本もないということなのです。


訓盲院の子供たちは、目が悪いだけではない子供たちも多くいます。

発育が悪かったり、歩くことができなかったり、知能が遅れていたり、顔貌的に問題があったりします。


超未熟児で、すべてが、未発達のまま生まれてきた男の子がいました。

3歳のときに訓盲院にきました。

誰が見ても、そうです、目も、鼻も、耳も充分に発育していませんでした。


5歳までしか生きることができないと言われていたそうです。

歩くこともできないといわれていました。

訓盲院の先生方は、すばらしい愛情をもって、育てたのです。


その子は、今年17歳になったといいます。

見た目は、5歳くらいです。

話すことはできませんが、「うー」という言葉の表情で、意思表示ができます。

歩くこともできるようになっていました。


親御さんたちも、生まれた時は、どのように育てていけばいいのか、とても、悩んだと思います。

なかなか、顔を見に来る機会もなかったようなのですが、このごろは、生きていることをとても喜んで、学校の行事にも、積極的に参加しているという話を聞くと、とても、うれしくなりました。


どの先生もが、その子の担当になりたいと、願うそうです。

可能性を、見出せる子供だから。。。。。


虫歯がどの子にも1本もないことは、先生方の愛情によるものだと、いつも感心、感謝していたのですが、

今回は、それ以上の、感動をおぼえました。


本当に、すばらしい学校にかかわらせていただいていること、心より感謝します。

先日、看護ステーションから、訪問治療の依頼がありました。


「おばあちゃんが、食事をあまりたべなくなちゃったんです。」

「胃ろうも、点滴の栄養補給もちょっと難しい状態なんです。」



どうしても、お口から食事をとらなければなりません。



お口の中を拝見しに、担当の衛生士と一緒に行きました。

お話を聞くと、検査入院のあとから、ドンドン食欲がなくなって、ここ半年位は、チョコレートを毎日1枚食べることで、栄養補給をしていたのだと、介護しているお孫さんがおしゃっていました。


もちろん、お孫さんは、食事の形態もとろみ、ゼリーといろいろと考えて、工夫して、食事を作っていました。

ちゃんと食べれるときもあったり、ほとんど、食べなかったりと、かなり、むらが出てきたのだそうです。


口腔の状態は、とてもきれいにしていました。

ただ、お口の周りの筋肉は、少し硬くなってきています。

まだ、お話は小さい声ですが、少しできます。


私たちは、お口の周りの筋肉のマッサージ、お口の中からの筋肉のマッサージ、舌のストレッチ、口腔内の清掃。

これを、始めのうちは、1週間に2回行うことにしました。

ご家族にも、負担にならないくらいの、お顔のマッサージはお願いしました。



ちょうど、4回、そう2週間が過ぎたころです。

栄養状態が、普通の人の値に近くなった。とうれしい報告をうけました。

主治医の先生も、「信じられない。こんな事ってあるんだね。」

とびっくりされていたのだと、いいます。



お口から食事をすること。

これは、大切なことです。

もちろん、栄養的補給のためもありますが、免疫学的にも、よいと言われています。

そして、なによりも、精神的に、活力がわいてきます。


おばあちゃんに聞きました。

「なにが食べたい?」


おがあちゃんは、か細い声で言うのです。

「まめ。」


食べたいもの。食べてもらえるようになるといいとな、思いながら、口腔ケアをしていきます。(o^-')b






最近、歯科で使われている、中国から輸入した、冠などの金属の話題がテレビでも話題になりました。


今は、日本において有害物質を含む金属は使われていませんが、2,30年前の金属には一部入っていたものもあるようです。一部の金属ですよ。


花粉症に、急になってしまうように、急に金属アレルギーも出てしまう方がいます。

指輪の周りがかゆくなったり、時計の金属部分が、かぶれたりすることがあります。

これは、口の中にも出てきます。


舌がヒリヒリしたり、ほっぺたが、赤くなったり、口腔粘膜は軟らかいので症状もでやすいのです。

ただ、このように、口の中に症状が出るだけではないのが、金属アレルギーです。

顔が赤くなったり、手や足の皮がむけてきたり、全身にも症状が及ぶことがあるのです。


金属アレルギーは、花粉症と同じように、種類の特定をしなければなりません。

一般的に皮膚科でのパッチテストを行います。

ただ、歯科用の金属の試薬をおいてある、皮膚科は少いのが、現状です。


歯科用の金属は、ほとんどが合金です。

保険の金属は12%Pdです。


成分/種類 12%Pd 18K 20K 白金加金 セミ
プレシャス
プレシャス
12.0% 75.2% 83.5% 66.0% 51.5% 84.5%
48.0% 8.6% 6.0% 12.5% 12.6% 0.4%
17.0% 16.0% 9.0% 11.5% 0.0%
白金 0.0% 0.0% 0.0% 4.0% 0.0% 10.8%
パラジウム 20.0% 0.0% 0.0% 4.0% 30.3% 1.0%
イリジウム 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
インジウム 0.0% 0.0% 0.0%
亜鉛 0.0% 0.0%
ルテニウム 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.1% 0.0%
0.0% 0.0% 0.0%
その他※ 3.0% 0.2% 0.0% 2.0% 5.5% 3.3%

                              (金属アレルギー学会参照)


金属メーカーによって、多少の含有量が違うことはありますが、おおよそのめやすにしてください。


一旦、金属アレルーギで症状が出てしまうと、歯の金属は外さなくてはなりません。


ここ数年は、セラミックで、いろいろなことが出来るようになりましたから、お口の中をメタルフリーの状態にすることは可能になりました。


もちろん、種類を限定して使用することはできます。

チタンは、アレルギーが出にくい金属です。

インプラントは、すべてのメーカーがチタン100%です。




ただ、金属を、全部はずしても、すぐに良くなるわけではないのです。

時間がかかるのです。


このようなことを考えても、次世代は、メタルフリーの選択をしていくべきではないのかと、私は思うのです。


安心の選択だと思います。










今日二回目の来院でした。


「さっきは、先生が、クッキーを食べさせてくれたけど、クッキーなんか、歯茎でもつぶれるじゃない。帰ってから、きゅうりを食べたのよ。

今までは、喉につかえるような感じで、もしかすると、喉の病気かと思っていたの。でも、怖くて病院には行っていないんだけどね。それが、喉につかえないで飲み込めたのよ。嬉しくなって、娘に電話しちゃったわよ。

今まで、噛まないまま飲み込んでいたのかしらね。本当よ。きゅうりバリバリ食べれたわ。

報告ね。!」


いままで、ずーっと入れ歯がいやで入れてなかった方でした。

今日新しい部分入れ歯が、入ったのです。


前歯だけでは、食べ物をつぶすことはできなかったのです。

入れ歯を使って噛めることを初めて実感されたのだと思います。



よかった。(*^-^)b