ミネ歯科医院 歯のこと、口のこと、皆で一緒に勉強しようよ。 -14ページ目

やっと、入れ歯ができました。

左側の筋肉が動かないので、ワイヤーで、引っ張る手術を受けていらしっしゃたので、ワイヤーが少しつっぱったりと、最終の歯を並べるまで、時間がかかってしまいました。

前回の記事はこちらです。

お顔の筋肉が動かない

「鼻歌を歌いながら」


左側の頬筋が動かないので、入れ歯と、ほっぺの間に物がつまり易くなります。

少し入れ歯の歯茎のボリュームをつけてしあげました。



歯のこと、口のこと、皆で一緒に勉強しようよ。

歯のこと、口のこと、皆で一緒に勉強しようよ。
右側に比べて、左側のボリュームが、あるのがわかりますか?

右の上には、1本歯が残っていました。

根も短く冠もあまりよくなかったのですが、噛みあわせも低かったので、今回はキッヤプクラスプにしました。

お顔もふっくらしました。


歯のこと、口のこと、皆で一緒に勉強しようよ。


お口の中に入れた感じはバッチリです。

ただ、生活の中で使っていただかないと分からないので、試していただくことにしました。


前よりも、噛めるようになってほしいです。


今や、求人があるのは、看護師さんと、介護士さんだけだと、言われているくらい介護施設が増えてきています。

介護の現場は、24時間です。

そんな激務の中、食べられなくなってしまった老人は、ほとんどが胃ろうになるといいます。

激務だから、というよりも、栄養を取れなくなってしまうからですよね。


摂食嚥下の勉強をしていると、奥が深く、どのようにすればいいのか?なんて、なかなか、答えがでません。

食事をする姿勢も、食事の介助の仕方も、食形態も、機能訓練も、トレーニングも、口腔ケアもしていかなければ、食べるとを、維持し続けて行くことは出来ないのだと言うことは、わかっているのです。


10年位前に、老健施設に入居者の方の入れ歯を作りに行っていました。

その時に、施設の方に、

「先生、どんなにいい入れ歯をつくってもらっても、飲み込めないし、今の食形態が変わるわけじゃないんだよね。」

入れ歯がちゃんと入れば物は噛めると思っていた私にとっては、天から地に落ちたくらいの衝撃でした。

それから、摂食嚥下ということを、勉強し始めたのです。


でも、そこの施設で、必要とされている歯科医師は、歯の治療をすることと、入れ歯を作ることだけでした。

もちろん、私の取り組む姿勢にも問題があったのだと思っています。

今、この施設には、施設のグループの歯科の先生が治療をしています。



もっと勉強しなければ、「食べさせたい」「食べたい」という、介護施設の要望に応えられないのかもしれません。

なかなか、難しい問題ですが、少しづつ、もう一度取り組んでみたいと思っています。







私たちは、教える立場ですが、スタッフの教えられる、学ぶ姿勢もとても重要です。


ただ、この学ぶ姿勢も、教えていかなければならないこともあります。

もちろん、すでに、学ぶ姿勢のあるスタッフもいます。


まず、自分で勉強する。

そして、まず、見て学ぶ。それから、自分でやってみることで学ぶ。そして、また見る。

自分で出来るようになるまで努力する。

この、繰り返しです。


これは、スタッフが仕事が出来るようになりたいという、思いがなければ、できません。

そして、私たちが、仕事が出来るようになってほしいという思いがなければ、できないことなのです。


ここで、大切なことは、失敗した時に、どのように、考えさせることができるか。だと思うのです。

ですから、考え方を指導するわけです。

そして、もう一度、チャレンジさせる。

私たちが、あせると、うまくいかないので、ここは、辛抱強くやらなければならないところです。


これも、難しいですねー。












前回お話した、眠れないほどの歯の痛みが、あったのは、昨日の患者さんです。




痛かった歯は、根の治療をして、冠がかぶっていた、上の奥歯でした。


目の下あたりまで腫れていました。


お口の中は、その歯の歯茎が腫れて、中に膿が貯まっていました。


レントゲンを確認すると、根の先にもやもやしたものが見えます。


金属の土台も入っていました。


根の先の病巣が急性症状を起こし、骨の中から、粘膜まで波及したのだと思います。


とりあえず、麻酔をし、冠と土台を外し、歯茎に貯まった膿を出すことにしました。


土台を外して、根の中に詰まっている詰め物をはずさないと、なかなか、内圧が収まりません。


土台を外したところで、すでに膿が出てきました。


膿が出るところがなかったのです。これは、痛かったと思います。


その後、歯茎を切って膿を出しました。


黄色い膿が、ドボドボ出てきました。


抗生剤と、痛み止めを、飲んでもらうことにしました。


なかなか、膿がたまった歯茎に麻酔は効きにくいのです。少し、痛かったようです。


「今晩は、眠れると思いますよ。」と言ったのですが、


患者さんは、とっても不安そうでした。




そして、今日。


心配していたのですが、ほっぺたの腫れも引いて、にこやかなお顔でいらしゃいました。


話を聞くと、




「2,3日前から、なんだか噛むと痛いな。と思っていたら、次の日から、ズキズキしてきたんです。


その後は、歯をちょと噛みあわせても痛くって、食事をするのに30分もかかったのですよ。


そして、その日は、ズッキンズッキンして、眠れなかったんです。


痛み止めも1時間半くらいで聞かなくなるんです。




昨日は、とうとう歯茎が腫れてきて、目の下まで腫れてきたんです。


本当は朝にでも来たかったのですが、どうしても東京まで仕事があって行ったのですよ。


でも、なんだか、ボーとして、呂律も回らないようで、お客さんに、ちゃんと、話が伝わったのか、伝わらなかった分からないんですよ。


でも、昨晩は、おじやを食べて、そのあと、9時ぐらいから、爆睡です。


よく、眠れました。ありがとうございました。」




「あの歯は本当に痛かったと思いますよ。少し良くなられて、良かったですね。」




私は、ほっとしました。


痛みがとれて、本当に良かったです。でもこの歯はこの後も治療が続きます。


時間がかかるかも知れません。様子を見ていかなければならない歯です。


がんばりましょう!!(o^-')b

歯の痛みの中で、最大級の痛みは、眠れないほどの痛みです。




この、眠れないほどの痛みを引き起こすのは、


たとえば、


虫歯が深くなって、神経に炎症を起こした場合。


根の先に膿が貯まって、内圧が上がってしまった、場合。


神経が、何らかの原因で、歯の中で、腐ってしまった場合。


歯肉が腫れて、膿がたまってしまった場合。




他にもあるかもしれませんが、これらの場合には、痛み止めも効きませんし、寝ていても起きてしまうくらいの痛みです。




虫歯が深くなったときは、しみていたところを、通り越すと、神経に、炎症が起きて、なにもしなくても、痛くなってきます。その、神経が、感染し始めると、炎症を起こし、腐り始めます。ここまで来ると、眠れないくらいの痛みになります。


歯の、根の先に膿がたまっていても、すぐに症状が出る訳ではありませが、急性症状を起こすと、一気に膿が多くなります。その、膿は、骨の中で大きくなるのですから、その膿は出る所がありません。骨の中で、骨を圧迫します。骨を、溶かして歯茎が腫れるまで、ズキズキして、眠れません。。




神経が、腐ってしまった時は、歯の中に貯まった、ガスが出るところがありません。


歯を、舌で触っても飛び上がるほど痛くなります。


顔じゅうズッキンズッキン、脈を打ったようになります。


眠れないほどの痛みは、ほとんどが、このような痛みです。




根の膿は、骨を溶かし、歯肉に、膿を貯めていきます。歯肉に貯まった膿は、ドンドン大きくなって、ほっぺたや、顎まで腫れてきます。このようになってしまうと、特に、糖尿病などの持病をお持ちの方は、全身状態も危篤になるほど、炎症が波及する場合もあります。気をつけてください。




歯槽膿漏で、歯茎が腫れた時も、親知らずで、歯茎が、腫れた時も、同じような症状が出ることもあります。






歯は、頭にも、近いところです。重要な、器官もたくさんあります。


絶対に、放っておいてはだめですよ。歯医者さんに早めに行ってくださいね。




追伸、歯ではありませんが、三叉神経痛の、痛みも、眠れないほどの痛みです。