ミネ歯科医院 歯のこと、口のこと、皆で一緒に勉強しようよ。 -13ページ目

部分入れ歯の場合、左右に維持を求める時や、左右の歯がない時に、上顎だったら口蓋の部分、下顎だったら前歯の下に金属の線を渡すことがあります。
もちろん、ピンクのプラスチックの時もありますが、どのような選択をするかはいろいろな理由があります。


顎の形や患者さんの違和感などで、選択するのです。

先日いらした患者さんにこのような入れ歯が入っていました。


歯のこと、口のこと、皆で一緒に勉強しようよ。

とても、小さく違和感が少ないように思われますが、患者さんは舌がひっかっかって使えていなかったのだというのです。


患者さんによって、舌の使い方も違います。

この患者さんに合う入れ歯の形を考えることにしました。


歯のこと、口のこと、皆で一緒に勉強しようよ。

大きな咬合床を作ってから、削ったり足したりして、入れていても違和感のない形がこの形でした。


大きいからと言って、違和感があるとは限りません。

その患者さんに合ったものでなければならないのです。

これだったら、入れていられる。とおっしゃいます。

完成形をこのような形にして、新しい入れ歯を作る予定です。


患者さんの、ご自分しか分からない感覚に、私たちがどこまで近づいていけるか。


とても、難しいですね。でも、トライしつづけます。(o^-')b



親知らずを抜いた後に、その、前の歯、7番目の歯が噛むと痛くなったり、歯茎がはれたりすることがあるのです。

来院する方は、虫歯になったのかもしれないと思うのですが、そうではないことが多いのです。


親知らずを抜く理由はいろいろありますが、虫歯になってしまった場合や、半分しか出てこなかった場合、親知らずがあることで、前の歯に影響が出てしまう場合、など、理由は様々ですが、抜いて、早い方だと、半年ぐらいから、前の7番目の歯が噛むと痛いと言って、来院されます。

今回痛いと来院された方は、4年前に上下の親知らずを抜いていました。

時期はそれぞれですが、私は、どこかで、必ず出てくる症状だと思います。


これは、親知らずが前の歯を押していたことが原因です。

押されていた前の歯は、親知らずを抜いたことによって、少し位置が変わってくるのです。

そうです。少しだけ、奥に移動するのです。

もちろん、噛みあわせも変わってきてしまいます。

それによって、7番目の歯がとても強く当たりすぎてしまうために、噛むと痛いという症状が出てくるのです。


7番目の歯は、噛む時に一番力が、入る歯です。

一番最初に歯周病の、進行が進み、喪失するのも早いと言われている歯です。

特に、上の7番目の歯が、喪失率が高いのは、上顎の骨が下顎の骨に比べ軟らかいからなのです。


噛みあわせが、強く当たり過ぎると、骨の吸収も進みます。

歯茎がはれてしまうこともあります。



親知らずを抜いた後は、症状が出る前に、咬合のチェックを、するのが良いと思います。

あたっているところを、少し調整するだけで、症状を回避することができるからです。


定期的に、咬合のチェックもしてもらってくださいね。(o^-')b



歯は、食べ物を噛むだけではありませんよね。

糸切り歯と言われるように、糸を切る時にも使います。


犬歯に、冠を入れる治療をした患者さんに「釣りをする時に、テグスが切れないんだよね。」

と言われて、やりなおしたことがあります。

この、糸を切る時の顎の動きにあわせた、歯の噛みあわせは、作るとなると本当に難しいのです。

天然の歯が素晴らしいことを、再確認しました。

この顎の動きの時に、普通よりもちょっと力が入るのですが、上下の歯が、点ではなく、微妙な面で当たっていかないと、糸はきれないのです。

まして、テグスは弾力も強度もあります。

彼には、テグスを持って来てもらって調整しましたが、ものすごく難しかったんです。


糸を切るだけでなくいろいろなことに歯を、使うのです。

例えば、ボンドのキャップをあける時。

ボンドのキャップを歯で噛んで、手で回すという行為です。


ある患者さんは、この、ボンドのキャップで、歯を、折ってしまいました。

そのあと、欠けたところを、プラスチックで、詰めたのですが、また折れてきてしまいました。

よくよく聞けば、また、キャップを噛んでしまったとのこと。

歯で、噛んだ方が、力が入るのでしょうね。(-^□^-)


噛む力は、ものすごく強いのです。

ある方は、かたーい棒だらを噛んで、手で、引っ張ったら、歯が、グラグラになってしまいました。

歯だけがぐらぐらだったらまだ良かったのですが、骨も、折れてしまっていたのです。

やむなく抜くことになってしまいました。

噛む力が、強いだけでなく、引っ張る力もつよかったようです。


ご自分の歯だからと言って、無理をしないで下さいね。

すこしづつ、ヒビが入ったりすることもあります。

何かの拍子に、パン!と、割れることもあります。

強い力が歯を脱臼させてしまうこともあります。


お願い・・・・・あまり、むちゃしないで下さい。(o^-')b




先日の、著名な先生方が集まったパーティーでのお話の中で、陽子線治療の話がありました。

口腔内の癌治療は、今までは外科的に、切除して再建するのが、一般的的でした。

口も顔の一部です。
切除することで審美的にも、機能的にも支障が出る場合が多くあります。

そして、重要な器官がたくさんあるところです。

切除するにも、放射線治療をするにも、注意が必要になります。


陽子線治療は、放射線治療よりも、ポイントで治療ができるのが特徴です。


すべての、癌治療が陽子線で、効果が出る訳ではありませんが、顎顔面領域の癌には、有効であると言われています。


口腔外科領域の癌の治療法が、変わりつつあるようです。


癌に関しては、早期発見早期治療です。

お口の中の癌はなかなか分かりにくいことが多いのです。

検診を欠かさず、違和感を放っておかないようにしてくださいね。(o^-')b




入れ歯が、物を噛んでも動かないで、良く噛めるためには、どうすればよいのでしょうか?




もう、すでに歯はありません。


骨も吸収してしまっています。




それでも、入れ歯が、歯茎に吸いつくようになり、なお且つ、バランスのとれた噛みあわせにしなければなりません。




このような、入れ歯を作るために、何人もの先生が今なお、研究をし続けています。




入れ歯と、歯茎のスペースのとりかたのちょっとした、長さや厚さで、入れ歯の吸着がかわります。


噛みあわせの高さや、角度がの調整で、入れ歯の安定をもたらすこともあります。


究極は、入れ歯の、歯、一本の、角度や、噛み合わせだけで、入れ歯が、落ちなくなることもあるのです。




患者さんのお口の中の状態によって、入れ歯の作り方を変えていかなければ、うまくいかないわけです。


この、状態を見ていくことが、とても、難しいことでいると同時に、作り手である技工士さんに伝えることが、もっと、難しいのです。




ものすごく勉強をしている技工士さんであれば、模型をみて、その人の、お口の歴史が解るといいます。


そして、骨の吸収をみて、歯を1本ずつ、角度を変えながら並べていくといいます。




ただ、このような技工士さんは、何人もいないのです。


まして、保険の入れ歯は、このような技工士さんに頼むことが、コスト的に難しいのです。








もうちょっと勉強して、保険の入れ歯は自分で作ってみようかなぁ。