百年河清を待つ如し | テーマ毎に政党を選択できなければ

テーマ毎に政党を選択できなければ

外交政策はA党に同意し、教育政策はB党を支持し、財政再建策はC党に賛同するということは十分ありえます。一括一任という粗い制度ではなく、個別議案毎に自らの政治意思に近い政党を選択できる事はデモクラシ-の基本であり国民の権利です

以下は98年夏の東京新聞の社説ですが、一昔前も今も政治は全く改善されていないようですー ーー 転載です
「 自民党の憲法調査会が九七年八月に発表した世論調査があります。憲法改正賛成が七五・九%ですが、具体的課題として挙げたのは――
 (1)分かりやすい現代的文体にする(四八・四%)(2)重要な問題で国民投票をする(四四・三%)(3)首相を国民が直接選挙する(四三・三%)。
 国民は、自分たちに理解しやすい憲法を求め、さらに国や国民の多くに影響を及ぼすテーマについては直接判断を下す。また、この国の「顔」も直接選びたいということです。  自民党が期待したであろう安全保障問題は、六位以下に出てくるだけです。
国民の政治不信の裏返しです。ーー中略ーーー 最近は、住民投票に対して、「ポピュリズム(大衆迎合)」という批判もあります。大衆の望むままに政治を動かせば、将来の国の針路を誤るというわけです。
 しかし、いまの政治は「利権迎合」「票迎合」で、議会と国民の間を遠くしている大きな理由です。こうした政治をただす手段と限定したうえで、直接民主制を積極的に評価したいと思います。
 徳島市の吉野川・可動堰(ぜき)建設問題が一つの手本です。
 市民の間では、生活や環境破壊を理由に建設中止を求める声が増えています。しかし、建設省や県、市は決定済みと受け付けません。
 そこでさる二月、住民団体は「自らの意思で決めたい」と、有権者の半分近い署名を添えて、市議会に住民投票条例案の制定を求めましたが、建設賛成派が多く否決されました。
 このため、今回の市議選に何人かの候補者を立て、応援した結果、住民投票賛成派が過半数を占めたのです。
 関谷勝嗣建設相は、「住民投票で建設反対が過半数を占めたら計画を直ちに中止する」と言明しました。
 直接民主制で政治に緊張を 住民の政治参加の動きが、国の施策を変えさせるのです。沖縄の米軍基地に関しての住民投票もありましたが、少なくとも政府にことの重大さを認識させる効果はありました。
 直接民主制は、代表民主制に刺激を与え、政治全体に緊張感をもたらします。また、住民自身にとっても民主主義の学校になります。
 「主権者」を取り戻すため、スパイスとしての直接民主制の勧めです。」以上
ガソリン税で道路建設反対という世論は8割を超えるとも言われているのですが・・・・・