教育格差:それが生きづらいと感じる社会をつくってないでしょうか | 「思ったこと」を書留めてます

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当ブログは、
日々見聞きしたことで、
感心したり、気になったことを、
X(前Twitter)・「切抜帳『希望』」で紹介し、
時にそれらについて、
「思ったこと」を記事にしております。

写真:G20外相会合での高校生たち(出所:「G20愛知・名古屋外務大臣会合」
 
 
●感心したり、気になったこと
 
 朝日デジタルは、2019/11/23/20:21発信でタイトル「教育格差なくす国
際機関を 高校生、G20外相に提言」の記事
を掲載しておりました。
 
 高校生たちの提言要旨を次に記します。
 
               ◇
 
 時習館高2年の伊東克洋さんが「教育格差が様々な格差に結びつ
いている」と問題提起。名大付高2年の石川陽さんが「先進国、途上
国ともに教育格差はある」と指摘し、中部大春日丘高2年の村井健さ
んは、こうした問題の解決策として「遠隔授業」と「教育支援の情報
共有」を提案、名東高2年の大野舞夕さんが、これらの対策に取り組
む国際機関の設置を呼びかけ、「教育格差をなくせたらたくさんの課
題解決につながる」と訴えた。
(Mineが記事を一部編集)
 
 
●思ったこと
 
 高校生たちの提言は外相会合の性格から国際間の教育格差問題をと
り上げておりますが、「結び」でいっている「教育格差をなくせたらたくさん
の課題解決につながる」という訴えは、まさに国内の諸問題解決にもあ
てはまります。
 
 教育の機会均等について、我が国の教育基本法第三条は「すべて国民
は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければな
らないものであつて、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は
門地によつて、教育上差別されない」と定めております。
 
 昨今の状況をみるに、親の経済力格差が子の教育格差を生み、それ
が負の連鎖となり、社会移動のない停滞した社会になりはしないかと心
配しております。せめて成人までは、親の経済力格差が子の教育格差
にならないような社会システムを確立したいものです。
 
 教育格差について、皆様のご意見・ご感想をお聞かせください。