2024.07.31(水)　タロットの旅路：心を開く魔法と人生の教え

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みなさま、おはようございます。北海道苫小牧市『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も皆さまと御縁をいただき、心より感謝申し上げます。また、いつもブログを温かくご支援くださり、ありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにしたいと思います。

2024年7月のカレンダーとの別れを告げる日

今日で、2024年7月のカレンダーとお別れです。あれよあれよという間に、月日は静かに流れ、私たちの日常に新たな息吹をもたらしています。この瞬間こそ、時の流れを感じ、心を静めて自分自身に目を向ける貴重な機会です。タロットカードのお話が多いので、今日はタロットカードのお話をさせていただきます。

タロットカードの魔法：心を開く道しるべ

タロット占いは、偶然に展開したカードのシンボルを読み解くことで、私たちの内なる声に耳を傾けるための魔法のツールです。これらのカードは、時には不思議な導き手として、時には心の奥底に眠る真実を照らし出す灯台のような存在です。

タロットと占星術の神秘的なつながり

タロットカードの大アルカナには、星、月、太陽といった天体の神秘的なイメージが織り込まれています。タロットの起源はルネッサンス期のイタリアに遡りますが、占星術とタロットは、同じ文化の影響を受けながら育まれてきました。この2つは、古代からの知恵とスピリチュアルな洞察を共有し、私たちの心の奥深くに響く響きを持っています。

ここでお話しするのは、一般的に知られている英国の魔術結社「黄金の夜明け団」が作り上げたタロットカードです。これらのカードは、１２の星座、７つの天体—太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星—そして、４つのエレメント—風、火、水、地—と巧みに結びついており、全78枚のカードにはそれぞれ深い意味が宿っています。また、大アルカナと呼ばれる特別なカードたちには、惑星との美しい調和が息づいています。

四つのエレメント

風（剣のカード）：思考の風を感じて

風のエレメントは、情報や思考を重視します。状況を冷静に分析し、判断力を大切にすることが求められます。客観的に物事を捉え、整合性を重んじる姿勢は、私たちに明晰さをもたらしてくれます。この風を受け止めながら、冷静さを保ち、頭脳の回転を楽しむことが大切です。

火（ワンドのカード）：直感の炎を燃やして

火のエレメントは、損得をあまり考えず、直感を大切にします。心の内なる炎を感じ、自分の直感に従うことで、情熱的な行動を促します。この炎は、私たちの道を照らし、勇気を与えてくれるのです。

水（カップのカード）：感情の流れに身を委ねて

水のエレメントは、感情を重視します。「好きか嫌いか？」というシンプルな問いかけは、私たちの心の真実を映し出します。相手に寄り添い、感情の流れを受け入れることで、深い絆を育むことができるのです。

土（コインのカード）：物質の豊かさを感じて

土のエレメントは、物質を重視します。地に足をつけ、現実をしっかりと受け止めることが大切です。物質的な豊かさは、私たちのスピリチュアルな成長を支え、心と体を調和させる基盤となります。

大アルカナと占星術の美しい調和

0　愚者：風 / 冥王星

愚者は、未知の旅へと向かう冒険心を象徴しています。風のエレメントは自由な発想をもたらし、冥王星の深淵なエネルギーが新たな始まりを導いてくれます。

1　魔術師：水星

魔術師は、コミュニケーションや知恵の源である水星の力を宿しています。このカードは、自分の力を信じ、目の前の可能性を広げる魔法を教えてくれます。

2　女教皇：月

女教皇は、直感や感受性の象徴であり、月の神秘的なエネルギーに導かれています。内なる声に耳を傾けることで、深い真実を知る手助けをしてくれます。

3　女帝：金星

女帝は愛と美、豊かさの象徴です。金星の優雅なエネルギーが、私たちに感情の豊かさと自己愛を思い出させてくれます。

4　皇帝：牡羊座

皇帝は、力強さと支配の象徴です。牡羊座の火のエレメントは、決断力と行動力をもたらし、私たちの道を切り開いてくれるでしょう。

5　教皇：牡牛座

教皇は、伝統や安定を象徴しています。牡牛座の土のエレメントが、私たちに実践的な知恵と確固たる基盤を与えてくれます。

6　恋人：双子座

恋人は、選択や愛の象徴です。双子座の風のエレメントは、コミュニケーションの重要性を教え、絆を深める力を持っています。

7　戦車：蟹座

戦車は、勝利や前進を象徴します。蟹座の水のエレメントは、感情の力を活かして、私たちを目的に向かわせてくれます。

8　力：獅子座

力は、勇気と自己信頼を象徴しています。獅子座の火のエレメントが、内なる力を引き出し、愛に満ちた行動を促してくれるでしょう。

9　隠者：乙女座

隠者は、内なる探求と知恵を象徴しています。乙女座の土のエレメントが、自己反省を通じて成長を促し、深い理解をもたらしてくれます。

10　運命の輪：木星

運命の輪は、変化とサイクルの象徴です。木星のエネルギーが、私たちに成長と繁栄のチャンスをもたらします。このカードは、人生の流れに身を委ねることの大切さを教えてくれます。

11　正義：天秤座

正義は、バランスと公平を象徴します。天秤座の風のエレメントが、私たちに真実を見極める力と、調和を保つことの重要性を伝えています。

12　吊るされた男：水

吊るされた男は、視点の転換を象徴しています。このカードは、感情の流れを受け入れ、逆境からの洞察を得ることで新たな道を見出す力を授けてくれます。

13　死神：蠍座

死神は、終わりと再生の象徴です。蠍座の水のエレメントが、変容と浄化のプロセスをもたらし、私たちに新たな始まりを示唆しています。

14　節制：射手座

節制は、調和とバランスを象徴します。射手座の火のエレメントが、自己の中の対立を調和させ、真の自由を見出す手助けをしてくれます。

15　悪魔：山羊座

悪魔は、束縛と欲望の象徴です。山羊座の土のエレメントが、私たちに物質的な側面と向き合わせ、真の自由を見つけるための選択を促します。

16　塔：火星 / 天王星

塔は、突然の変化や崩壊の象徴です。火星と天王星の力が、私たちに大胆な行動を促し、古い枠組みを壊すことで新たな可能性を開くチャンスを与えてくれます。

17　星：水瓶座

星は、希望と未来へのビジョンを象徴します。水瓶座の風のエレメントが、私たちに独自の道を歩む勇気を与え、創造的なインスピレーションをもたらします。

18　月：魚座 / 海王星

月は、感情や無意識の象徴です。魚座と海王星のエネルギーが、私たちの感受性を高め、夢や直感を通じて深い理解を促します。

19　太陽：太陽

太陽は、生命の源であり、エネルギーの象徴です。太陽の輝きが、私たちに喜びと自己表現の力を与え、光り輝く道を照らしてくれます。

20　審判：火

審判は、再生と内なる目覚めを象徴します。火のエレメントが、私たちに自己の真実を見つめ直す機会を与え、新たな道への覚醒を促します。

21　世界：土星

世界は、完成と達成の象徴です。土星のエネルギーが、私たちに努力の結果を実感させ、内なる豊かさとバランスをもたらしてくれます。

1：毎日のカード引き:

例: 毎朝、1枚のタロットカードを引き、そのカードのメッセージを日中の指針として活用する方法。たとえば、「太陽」のカードが出た場合は、ポジティブなエネルギーを意識し、周囲に明るさをもたらすように心掛ける。

2：カードをテーマにした journaling:

例: 特定のカード（例: 「塔」とか他のカード）をテーマに、カードが象徴する変化や手放しについての思いを日記に書く。

**Journaling（ジャーナリング）**とは、日記や記録をつける行為のことを指します。一般的には、自分の思いや感情、体験、アイデアなどを自由に書き留めることで、自己反省や自己理解を深めるための手法です。以下は、ジャーナリングの具体的なポイントです。

自己表現: 自分の感情や思考を言葉にすることで、内面を整理し、自己理解を促進します。
ストレスの軽減: 書くことで感情を解放し、ストレスや不安を軽減する効果があります。
目標設定と進捗の記録: 目標を設定し、その進捗や成果を記録することで、達成感を得ることができます。
創造性の刺激: 自由に書くことで、新しいアイデアや視点を得ることができます。

ジャーナリングは特別な技術を必要とせず、誰でも簡単に始めることができますので、自己探求や成長のために活用してみてくださいね。タロットカードをテーマにしたジャーナリングは、カードからのメッセージを掘り下げる素晴らしい方法になりますよ！

3：月のサイクルとタロットのリンク:

例: 新月や満月の時に、それぞれのカードを引いて、そのエネルギーとどのようにリンクさせるかを考える。新月の時には「女教皇」を引いた場合、自分の直感を信じることを意識する。

4：タロット瞑想:

例: 特定のカード（例: 「隠者」）を視覚化し、そのカードのエネルギーに触れることで内なる声を聴く瞑想を提案する。これにより、自分自身の内面に深くアクセスできる。

5：タロットカードの色やシンボルの意味を生活に活かす:

例: 引いたカードの色やシンボルを日常生活に取り入れる（例: 「カップのエース」を引いた場合、青いアイテムを身につけることで感情の豊かさを意識する）。

タロットカードをお持ちでしたら、ぜひ、実践して見てくださいね。

人生の旅路とタロットの教え

タロットカードの大アルカナ、「愚者から始まり、世界に終わる」という流れは、まさに人の一生を象徴しています。ゼロから始まる旅立ち。ひとりの人間が、様々な経験を通じて成長し、豊かな年月を重ねていく姿は、私たちの人生そのものです。

さまざまな出来事や出会いは、私たちの心に深い印象を残し、学びを与えてくれます。そして、いくつもの選択を経て、最終的には「土星という晩年の年齢期（土星の年齢期５５歳から７０歳）」を迎えます。この晩年期という時期は、私たちの人生の集大成とも言える瞬間であり、過去の経験や知恵を胸に、新たな視点で未来を見つめることができるのです。

この旅は、すべての瞬間が意味を持ち、私たちを導いてくれる宝物のようなもの。だからこそ、どんな経験も大切に受け止め、心の成長に繋げていきましょう。

例題として物語を書いてみました。長い文章になりましたが、お時間があれば読んでみてください。

物語タイトル：アリスのタロットと心の旅

昔々、静かな村に、アリスという名の若い女性が住んでいました。彼女はいつも空を見上げ、星々に夢を託けていました。アリスは、心の中で何か大きな冒険を求めていましたが、村の小さな生活に満足できずにいました。

ある日、アリスは森の奥で一枚のタロットカードを見つけました。それは「愚者」と呼ばれるカードでした。無邪気な笑顔を浮かべた青年が崖の端に立ち、犬が彼の足元で戯れていました。このカードが彼女に何かを伝えている気がしました。新たな旅の始まりを示唆しているかのようでした。

タロットカードを持っていたアリスは、カードを見ながら心に決意を抱いて村を出発しました。最初の目的地は、美しい湖でした。湖のほとりに立つと、彼女は自分の心の声に耳を傾けました。そこで彼女は、「魔術師」のカードに導かれるように、自分の内なる力に気づきました。彼女は、想いを形にする力を持っていることを悟り、自信を持って行動することを決意しました。

旅を続ける中で、アリスは一枚一枚カードを捲って行きました。そして、「女教皇」のカードと出会いました。このカードは、深い直感と内なる知恵を象徴しています。アリスは、自己の感受性を大切にし、静かな時を持つことで、心の奥に眠る真実を見つけていきました。彼女は自然の声に耳を傾け、他者とのつながりを深めることの重要性を学びました。

その後、アリスは「女帝」のカードのように、愛と豊かさを感じる瞬間に出会いました。村での小さな出来事や家族との絆が、彼女の心を満たしていきます。彼女は、自分が持っている愛を周りに分け与えることが、人生をより豊かにすることを知りました。

次に、アリスは「戦車」のカードに象徴される決意と前進の力を体感しました。新しい出会いや挑戦が彼女を待ち受けており、彼女は恐れずに自分の道を進んでいきました。そこには、運命の流れがあることを感じ、自分の選択に自信を持つようになりました。やがて、アリスは「隠者」のカードと「運命の輪」に似たような光景に出会いました。

鳥居に向かおうとすると、その可愛らしい犬のようで犬ではない狛犬のような番人が中心に座っていて、通ることは出来ませんでした。足を止め、耳を傾けると「孤独な時を経て、あなたはここにいらしたのですね。十分、内なる探求の旅に向かいました。この鳥居をくぐるには、あなたの決意が必要です。しばらく考えていると、いつの間にか闇が迫ってきました。

静かな夜の中で、自分自身と向き合い、過去の出来事や思い出に感謝を込めました。その結果、彼女は自分の成長を実感し、新たな光を見出すことができました。アリスは「運命の輪」のカードを見つめ、人生のサイクルと変化の重要性を理解しました。運命は流動的であり、時には予期しない出来事が訪れることを知りました。それを受け入れることで、彼女は新しいチャンスを受け入れ、未来に対する希望を抱くようになりました。