2022.10.30(日)　タロット小説『正義・吊るし』編

朝の外気温7度日中の外気温14度空気質11

おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

いよいよ2022年10月も終わります。今日、奇跡で迎え入れることになった新車を迎えに行って来ます。

「奇跡で迎え入れる」とは、このようなこと↓でした。

車検をお願いしていたスタンドの都合で、10月3日（車検は31日まである）に車検が決まっていました。

不思議なことに、旦那様のシフトを車検当日のみ休みを取っていたのですが、シフトを見てみると3日間の休暇になっていました。旦那様も首を傾げていたのですが、その休暇が功を奏しました。車検に出していた車が2日半も戻ってこなかったのです。家から歩いて行ける距離なので、1日で済むと思い代車は借りていませんでした。スタンドでは、車の修理すべきところの部品を探していたようでした。しかし、ふたを開けてみるとかなりの高額になることが分かり、部品を取り寄せて修理するだけで50万円かかると伝えられたのです。そんなにかかるなら、もう16年も乗っていますし、買い替え時と判断したのでした。

前々から、旦那様の定年した後に購入する車は新車と決めていました。それゆえ、車検もまじかなので日産ディーラーに、10月6日に直接出向きました。「早くて半年待ち、1年待つのは覚悟」と決めて行ったのです。ところが、私たちの希望車種が、うまくいけば手に入るかもしれないということになったのでした。担当者の方が、「他に抑えられたら困る」と話され、すぐに本州の会社にインターネットで手続きを済ませてくれました。最初は11月中旬が納車予定だったので、代車を貸してくださることになっていたのですが、「奇跡が起きた」のです。今日30日、代車を借りることなく新車が届くことになったのです。

なんとビックリ1ヶ月待たずの新車とのご対面となったのです。

土曜日の昨日、孫たち2人が16年間乗った車の洗車と室内の掃除を手伝ってくれました。

孫2人が車の洗車をしている合間、お姉ちゃん孫（高校生）と私は、学校に持っていくためのアップルパイ作りをしていました。

31日ハロウィンの日に持って行くそうです。

私は横で指導しているだけで、孫娘に最初から最後まで作らせました。お友達に渡すので、本人の手作りで無ければ意味を要しないからです。

中身は「煮リンゴとチョコレート」

リンゴも本人に皮をむかせて味付けをさせました。

卵黄が塗り終わり、予熱しておいたオーブンへ

200度/30分

完成後、孫娘2人が味見したので、↑↓2個減りました。

高校生の孫娘が持っていくのは自分を入れて6個。

冷めてから、ひとり1箱に詰めて、リボンをつけて完成しました。

写真を撮り忘れましたが、下記に包みました。

アップルパイが完成したので、最後はみんなで車にお別れをしました。

今日は孫たちと一緒に新車を迎えに行き、そのままドライブを楽しんできます。

昨日の続きから

タロット・ネット小説　『愛夢里（あむり）』

『決断』

タロット画像：tarot the new vision『正義』

愛夢里にとって一番切なく悲しいことは、自分の存在を一時でも希望夢に忘れさられることだった。もし、希望夢が両親の進める相手と結婚した場合、自分との長い年月の関係がなかったことにされるのが、とても切なく悲しく思えた。

愛夢里にとって希望夢は初めての男性だった。だから、言葉や仕草、行動そのものが脳裏から離れないのだ。だけど明日、宮藤と会うことで希望夢の仕草を消去させてもらえるなら、消し去ってほしいと思った。ずるい考えの女になってしまっているかもしれないが、希望夢と勝手に想像している女性との関係を払拭できない以上、宮藤と特別な関係を持つことで、少しだけ和らぐような気持ちになっていた愛夢里だった。

タロット画像：TAROT DE LA NUIT

愛夢里は今、運命の荒波に飲み込まれ、自分はいったい、何をどのようなことを指針にして人生を生きてゆけば良いのかが全く分からなくなっていた。将来、自分で美容室を経営するオーナになる夢を目標に生きられればいいのだけれど、今は他の諸々を考える余裕がまったく持てないまま、魔性の女になりつつあった。

そして感情と理性の戦いの中、とうとう宮藤と一線を越えてしまった。寂しさを埋めるために宮藤を利用したのかもしれないが、寂しさを埋める気持ちは自分だけではどうしょうもなかった。誰でもいいわけではない。自分が求める相手、相手が求める自分でないと埋まらない心の寂しさなのだ。そして、宮藤に満たされた瞬間だけが不思議と寂しさを忘れることができた愛夢里だった。

2人の関係が深まってから2年の歳月が過ぎ、愛夢里は28歳の誕生日も過ぎようとしていた。希望夢からの結婚話は未だにないままだった。でも時々、Lineメールは届く。

結婚話のひとつも伝えてこない希望夢を待つのはもう限界だった。宮藤との付き合いの中で、愛夢里は宮藤からプロポーズをされていた。

宮藤：「君が彼のことを好きなのを解かっているし、好きだから一途に期待して待つ君の気持ちもわかるよ。だけど、その期待が君の足枷になっているんじゃないのかなぁ。それに…正直、僕が彼の代わりを務めるのは、もう限界になってきたんだよ。君さえ決断が付けば、君との結婚は前向きに考えたいと思っている。僕じゃダメかなぁ？」

タロット画像：GAY TAROT

愛夢里も分かっていた。自分の想いの大きさで宮藤を利用していることを。宮藤は自分を”重たく感じている”のだろうこともすべて。いい加減ではいけないことも、自分の心にけりをつけなければいけないこともみんな。結局私は、自分の寂しさを宮藤に慰めてもらっていたにすぎない邪（よこしま）な女なのだ。「受け止めてくれている彼の気持ちをこれ以上利用してはいけない。」そう考えていた。

タロット画像：ANGEL TAROT

次の休み、宮藤に出会えてよかったことを伝え、積み重ねてきた宮藤との1日1日に「ありがとう」を言わなければと考えていた。

愛夢里は、宮藤まで巻き込んでしまった宙ぶらりんな気持ちに決着をつける決心をしたのだ。そして、自分で自分に嫌気がさしていた。決して宮藤が嫌いなわけではなかったが、自分が傷つき、その傷を宮藤にまで背負わせてしまっていた自分が許せなかったのだ。

多分私は、とても自分勝手な女なのであろう。自分だけの気持ちを宮藤に求めていたのだから。

宮藤とも別れたら、ひょっとしたらもう、二度と人を愛することができないかもしれないけれど、いつかその傷が癒せたら、また誰かを好きになれるかもしれないが…。

そして別れる決心をした。

しかしこの後、愛夢里にとんでもない試練が待ち受けていた。

この続きはまた明日。

タロットカードのワンポイントアドバイス！

タロット画像：DAME『正義』

「何が本当に正しい選択なのか？」

天秤を持つ手は左側。「過去を見つめて”これからどうすべきかという”心のバランス”をはかっています。

右手に持つ剣は未来を指しています。そしてまた、正義のカードをよく見てみると、裸になっています。↑

下記のカード↓は台座に座っている女神様の右足がチラッと見えています。このカードは2つとも↑↓「大地」に意味を持たせています。

「自分の足元を見て見ぬふりをするのではなくて…」と言っているのかもしれません。

このカードは『０番　愚者』が、『１番　魔術師』と出会ってから『10番　運命の輪』で一区切りつけられて、ここから大きな流れに変わることを示しています。いわゆる「折り返し地点なのです。」

自分が選ぶ道は本当に「正しい選択なのか？」、「本当に後悔のない決断決意なのか？」これが『正義のカード』なのです。

ひょっとしたら今、あなたは理不尽な状況に立たされているのかもしれません。そしてまた、それはあなたにとって必ずしも本意な結果なのではないのかもしれません。が、しかし、あなたは今、どちらかを選ばなければならないのです。感情的になって近視眼的な選び方をすると、正義の女神は手に持っている剣でバッサリと裁きを決めます。