おはようございます。
北海道苫小牧市の峰 ゆり子です。
あれよあれよという間に、12月も4日目です。
いきなりですが、石原さとみさんの「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」というテレビドラマを毎週楽しみにしています。このドラマを見るまでは、校閲という仕事がこんなにも深いものだという事を知りませんでした。
本を出版した時の原稿です。
この本を出すきっかけになったのは、一枚の葉書エッセーが始まりでした。たった一枚の葉書から本を書くことになるなんて、まるで「わらしべ長者物語」のような出来事でした。じっくりと当時を振り返ってみますと、当時の私は、精神的にどん底に落ちていた気がします。その心を救ってくださったのが、原稿のやり取りをしてくださっていた校閲さんだったような気がします。
テレビドラマを見ながら、わたくしの原稿とこのような形で向き合ってくれていたんだと思うと、「地味でスゴイ!」という題名が手に取るようにわかります。
一冊の本が完成するまでに要した日数いや年数ですが、校閲の彼女は、たくさんの本を校閲しながらも、わたくしの小説と真剣に向き合っていてくれていたことが、いまさらながら感じさせられています。
さらにさらに、このドラマを見て以来、新聞や本の間違いが目に留まるようになりました。
日ハム優勝の新聞記事を読んでいたとき
あれ
「日ハム」が「生ハム」に
ちょっとお節介をして新聞社に電話を入れましたら、慌てるようにして新聞記事を読んでおりました。
現在、九星気学のテキストを作っているのですが…。
昭和44年頃に再版された資料を基にして書いています。若い頃から大切に持ち歩いている占い本なので、さすがにボロボロになりました。テキストを作るにあたり、一語一語ゆっくりと読み返していると、誤字を発見しました。
今まで何度も読み返しているのに…。
この当時の校閲さん、この間違いを見逃したわね
さらに、この九星配置図も真逆です。でも、九星気学を知らない人がこの図を見たら、北(子)が上だから、これが正しいと考えてしまうのも分からなくもありません。何回も読んでいる本ですが、テキストに書き下ろして、初めて判明した間違いでした。
この本から学んだことは、目で読むだけでは見逃してしまうことも、ノートに書き写すことで、何かが発見できると言うことでした。
テレビドラマのシーンでは、あらゆる分析を以て本を校閲していますが、この古本を読み返してみると、「作家さんと校閲さんのやり取りが不十分だったのかも?」と、勝手に想像してしまいました。
別な占いの古本を引っ張り出してきて、現代版と照合しながら、毎日、数冊の本をおさらいしています。人に教えると言うことは、自分もしっかりと勉強しなくてはいけないので、更なる学びの場を与えてもらっていると感謝しています。
母が亡くなってから3年、わたくしも一歩一歩前進しています。
来年からの九星気学のお勉強会、わたくしの復習を兼ねて、一緒に学ばせてくださいね。
それではまた、ごきげんよう。
皆様の今日もさらりさらりゆるりゆるりとお過ごしができますよう。
合掌
霊観占い大幸 峰 ゆり子