2013.12.29    過去から学ぶ  | 霊観占 大幸(れいかんうらない だいこう) 

霊観占 大幸(れいかんうらない だいこう) 

「あなたの悩みに 救いの手を!」

宇宙の神秘があなたを導きその神秘を解き明かすのが観音様です。
自分の幸せを掴む人生の旅を続けてください。 



あと3日で今年のカレンダーともお別れです。2013年の今年の事象を振り返ると、直ぐに浮かぶのはゆるキャラとオリンピックの順番です。


今年(2013年)は癸巳(みずのとみ)の五黄年でした。


まったく同じ過去(癸巳の五黄年)の歴史を振り返りますと、天保4年(1833年)にあたります。この年は「江戸の大火に大地震」、「東北北陸全域の凶作」と「天保大飢饉が始まる」という、歴史状に残る天変地異の多い年でした。関東一帯と東北地方の大雨、重ねて大型暴風雨大雪などによる天災人災が相次いだようです。現在と比べてみると、日本全国(世界も?)似たような気候状況です。






来年2014年はどんな年になるのでしょう。


2014年は、暦の上で甲午(きのえうま)の四緑木星(九星)です。四緑木星は、風の性質を持っており、東南の方位に三碧木星(暗剣殺)が鎮座していますので、短い期間でお天気が変わりやすいことを意味しています。午年は、空気がもたらす山火事が大火になりやすいので要注意です。


同じく歴史を遡ると、天保5年(1834年)になります。この年は、「幕府専売制強化(米価の高騰)」、「江戸の大火」、「大阪大火災」「富士山麓の土石流」「夏、江戸及び諸国で大干ばつ」。更に遡ること180年前後の1650年は、洪水による大被害、1657年は「明歴大火」「振り袖火事」など、歴史事象に残されています。


上記でも書きましたが、甲午の『甲きのえ』は、『東』に位置して五行では『木』に属し、四緑は『風』を象徴しています。「東の木」は、『伸(伸縮)」を表し、『午』は時間に置き換えると『正午』、方位は『南』を指します。午の年は火事が多いと言われていますが、歴史を振り返っても、「地震.強風.火山活動.前倒しの台風.空気の乾燥(火事)、物価の高騰」です。現代も、似たような高騰状況と似たような天災ですが、無事安泰に過ごしたいものですね。





「一年の計は元旦にあり」と言いますが、「福」と「運」を呼び寄せる願いを込めたいですね。



そういえば『絵馬』ってありますよね。あれは、本物の馬の代わりに「絵の馬」を捧げたのが始まりとされています。来年は午年。本物の馬は飼えませんが、絵馬なら買えそうです。1年の好運を射止める破魔矢とセットで購入して不幸や邪気を祓うと良いかも知れませんね。(=⌒▽⌒=)



人は誰しも、自分が災難や病気にあうと「変わりない日々を過ごせている」”ありがたさ”に気がつくものです。年内も残り3日ですが、「最後の最後まで、何ごともなく過ごせますように」と、神様や観音様に日々感謝の気持ちをお祈りしたいですね。



我が家は、今日が母の四十九日です。忙しい1日になりますが、平穏に毎日を過ごせていることに感謝しつつ、見送ってきたいと存じます。



皆様の今日も「平穏で安らかな日々でありますよう」。「”さらりさらり” ”ゆるりゆるり”」とお過ごしくださいませ。(合掌)