８０２０

歯が健全で、

歯根膜が健全で、

歯槽骨が健全ならば、



その方の歯は

如何様にでも出来ます。




口の中に人工物が出来るだけ入っていない方が、

より健全でいられるはずだと

考えています。



よく４０代、５０代の方で、

物凄く長いブリッジが入っていることが

あります。



もう手のつけようがなく、

手をつけたら、

全部の歯を抜かなくては・・・


みたいなこともあります。



あの長いブリッジは

本当に入れる必要があったのか？



歯科医師として、

私が気をつけていることは、

自分のエゴを入れない・・・



ということです。




すごく長いブリッジは、

全ての土台を平行に削らないと

入りません。



その技術は素晴らしいと思いますし、

歯科医師として

習得しておくべきものです。




その素晴らしい技術を行使すれば、

必ず良い治療につながるかというと

どうでしょうか。




８０２０というのは、

素晴らしいスローガンだと思います。



８０歳で２０本の歯を残す・・・




８０２０を

いかに達成できるか・・・




というのを

私は重要視します。



２０本あれば、

どんな状況であれ、

殆どの場合なんとか咀嚼できますから。




そのために、

私が考えていること・・・



また、

明日書きます。