3日前にインプラントの魅力
という記事を書きました。
今日は
私はインプラントを
どう思っているのか?
について書きたいと思います。
基本的には、
いい方法だと思いますし、
選択肢の一つとして、
絶対に持っておきたいテクニックです。
3日前の記事でも、
咀嚼機能を回復する
ということ・・・・
だけ
においては、
インプラントが一番である。
と書きました。
ということは、
咀嚼機能に問題を感じていない人
においては、
打つ必要が無いと
考えています。
欠損部に補綴をしないと、
隣在歯が倒れてきて、
対合が挺出して、
咬合が崩れてしまうと
補綴の授業とかでは習います。
しかし、
本当に咬合崩れるのでしょうか?
もし仮に崩れたとしたら、
最悪歯を動かせば、
元に戻せますよね。
しかし、
ブリッジにしてしまったり、
インプラントにしてしまったり
すると、
不可逆なわけです。
実際、
欠損部をそのままにしておいて、
観察していることが
多々あります。
でも、
咬合メチャクチャになって、
大変なことになった人は、
一人としていません。
咬合負担を考えた場合、
欠損部にインプラントがあった方が、
臨在歯に優しい
という意見もあるかと思います。
でも、
定期的にケアをしていれば、
問題になっていきません。
私は、
もし・・・
困ることがあれば・・・
インプラントにしましょう。
と患者様に説明します。
そうすると、
困る人がほとんどいません。
当院のインプラントの埋入本数は、
著しく少ないと思います。
それでも
いいのです。
骨には、
血流があります。
そこに
直接金属が固定されている
という事は、
絶対に
金属が血流に溶出しているに
違いありません。
これが
どの様に健康に影響しているのかは、
測れません。
が・・・
何もないとは
私にはとても考えられません。
とはいえ、
咬合を回復させるのに
インプラントほどよい方法は
今のところありません。
今は咀嚼することができない・・・
でも、
美味しいものを食べたい・・・・
この欲求を満たすために、
インプラントはありだと思います。
しかし、
何でもかんでもインプラント・・・
というのは、
少し違うような気がします。