宮城2日目!ニコニコキラキラ



向かうは多賀城市指差し


ずーっと行きたかった多賀城!


奈良時代、平安時代に朝廷の国府がおかれ、古代東北の政治、軍事の拠点とされた古城です。


724年築城なので、なんと来年でぴったり創建1300年!


奈良の平城京跡、九州の大宰府と並ぶ古代ロマンあふれる特別史跡です!キラキラ

(注目度低いけど。笑)

ずっと来たくてやっと来れました!


まずは陸奥総社宮にご挨拶。


古代、律令制の頃、国司は国内の神社を巡拝することが定められていたけど、巡拝の手間を省くために国府の近くに総社を作って、国内の神社を合祀したらしいです。



陸奥国内31郡100社が合わせ祀られております。


言ってみれば、東北の神社の親分みたいな感じ。

総社にお詣りしたら、100社詣ったことになるからめっちゃお得照れラブラブ



白河も陸奥国白河郡でした。

お馴染みの白河神社も祀られておりましたピンクハート





ちょっと平べったい顔の狛犬が可愛すぎラブ


御本殿。



雰囲気ありますね。


すぐ近くにアラハバキ神社もあったらしいのに、知らずにスルーしてしまいました。

リサーチ不足でした。


東北で縄文時代から信仰されていた謎多き神様、アラハバキ。

なんで支配者側の大和朝廷の国府にあるんやろう。

気になりすぎる。


参拝後、陸奥総社宮のすぐそこにある多賀城の外郭東門跡から入場しました。



広い!



予想はしてたけど、奈良時代の史跡らしく何もない。笑

奈良の平城京跡も最近一部建物再現されたけど、何もなくてめっちゃ広い。


とりあえず城の中心部、政庁跡を目指します。880メートル。

寒波到来した日曜日、早くも粉雪がちらちら舞いだし極寒叫び



凍えながら政庁跡到着スター

重要な政務が行われた政庁跡です。




ホワイトハウス的なやつ。

思ったより本格的な建築物がたくさんあった感じでした。



南側にはかなり立派な門があったらしい。

賑やかな大都市だったんでしょうね。



この時代、朝廷が東北の中心地とした多賀城市。


東北には旧石器時代くらいからずっと人が住んでいたので、朝廷への帰属を拒む蝦夷との争いの軍事拠点にもなっていました。



朝廷側につく蝦夷もいたり、朝廷側についたのに反旗を翻したり。


当時奈良の中央政府に帰属していた蝦夷の族長だった伊治公呰麻呂(これはりのきみあざまろ)は、780年に反乱(宝亀の乱)を起こし,東北最高官僚の按察使•紀広純と石巻あたりの大領だった道嶋大楯を殺害。


反乱軍は東北の政治•軍事の中心だった多賀城も放火したらしいです。



関西に育つと、奈良に朝廷があったことも京都に都があったことも、日本が一つの国であることも当たり前に思っていたけど、東北に来たら景色は全然違ってて。


日本人なる人たちは、いきなり7世紀に支配しに来た人たちだった。


東北からみた日本史を勉強したくて楽しみにしていた東北歴史博物館は残念ながら設備メンテナンス休館中でしたえーん


南門は創建1300年を前に再現工事中です。



寒すぎて有名な石碑もスルーしたし、3月にリベンジ予定です。


楽しかった。ページェントよりテンション上がったわ、多賀城。笑


午後から雪予報だったので、善治郎さんで牛タン食べて早めに帰路につきました。



仙台駅前の善治郎さん混んでていつも入れないけど、多賀城店は並ばずにはいれましたピンクハート



サシが入った柔らかい牛タン、真中タンめちゃうまでしたピンクハート



お向かいの喜久水庵で大好きな喜久福も大量買い。




冷凍だからいつもストックしてますピンクハート