映画バトルシップ | ミンディのブログ

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元NHKニュースキャスター及び民放海外リポーター。鑑定歴7年、7000人以上を鑑定。(総合職OL、医師、弁護士、公務員、国際的な芸術家や音楽家、俳優など)。企業が開催するレクチャーやセミナーの講師も行う。タロットと聖書、古神道関連の学術研究発表は世界で初めて。

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軍隊では今や不用とされた人たちや博物館化された戦艦が必要となり活躍する話。
男は力と勇気!
どんなにハイテクな世の中になろうともいざというときに防衛であり攻撃力になるのは鍛え上げた肉体であり経験値である。現役のエリート戦士が全滅にちかくなり戦艦も無くなったとき何と戦艦ミズーリが活躍する。アナログな戦艦だから若い兵士たちが点火さえできないときに第二次世界対戦を経験した引退おじいちゃん兵士たちが指導する。
陸では両足を失いやる気をなくしたアーミイの元ボクサーが宇宙人を素手で殴る。
空軍はレーダー使えないとおもちゃと同じでなんの活躍もないかとおもいきや戦艦ミズーリの爆弾がそこをついたとき、敵方の武器を空中で破壊。
陸空海を制するミリタリーのお決まりパターンだがなぜか涙が止まらないほど感動するのはなぜだろう。
それは前半の無意味とも思えるような甘いアメリカ映画の脚本にある。
この映画はユニバーサル100周年記念で世界中の映画評論家を圧倒させたものだ。
それは隅の頭石の聖書の例えばなしにも似た、要らないようですべて必要なものだというキリストの教えが支えている気がした。
東洋の哲学思想も台詞には出てくるけれどもやはり絵的には、ヨーロッパのアルブレヒト デューラーを模範としているような気もするのだ。
老人になろうとも義足の障害者になろうとも人間愛に満ちていれば勇気が出て敵をノックアウトできるのだ。
しかし、忘れてほしくないのは舞台がハワイだけに日本軍の戦法精神が敵のエイリアンにはあった。攻撃するのは攻撃の意志のあるものだけで子供や動物は殺さない。日本軍はパールハーバー攻撃を歴史上非難されるが日本軍としては民間は破壊しない、軍事施設だけだという方針があった。
エイリアンは攻撃心をもつ物体は赤になり破壊し無防備なものに対してはグリーンになる。赤とグリーンがエイリアンの判断材料だった。
それにしても一万トン以上のミサイルを腕に担いで男たちが汗をかくのは祭りの神輿のようだった。
民族文化とまではいわないけれどユニバーサル100年の歴史を想像させる巨大な大作をプレミアスクリーンで見させてもらった。満足!
最後まで見なかった人にはお知らせ、エンディングが終わったあと次回はヨーロッパ北部にエイリアンのあとを羊飼いの子供たちが発見する。続編が楽しみだ。