世界で、一番人間を多く殺している虫は
何だと思いますか?
私は、最初スズメバチか、
毒を持った虫かと思っていました。
結果は、、、蚊だそうです。
全世界で、
年間43万人を殺しているそうで、
直接的な原因は、
ハマダラ蚊による伝染病の
マラリア感染です。
日本では、蚊に刺されて
死ぬという事はあまりないでしょうが、
一時期、デング熱の危険性が
話題になりましたし、
日本脳炎も、蚊による
感染が主でした。
ちなみに、日本脳炎での死亡者は、
戦後だと毎年1000名前後の死亡者を
出していたそうです(今では年間10名ほど)。
蚊は伝染病や、寄生虫を媒介する
という、危険な虫であることは、
知っていて損はないでしょう。
今の日本では、
直接死の危険性が
だいぶ低下したとはいえ、
いないと思います。
なぜ蚊が嫌われるかというと、
先ず、刺されると痒くなる。
あとは、あのプゥーンという
羽音のうっとうしさでしょう。
嫌われる生き物が
神様から創られているということは、
そこには必ず意味があります。
万物の生き物は、
人間も持ち合わせている性質を
特化させた『象徴』としての
意味もあるからです。
蚊は、何を表しているかというと、
人に不快感だけ与えて、
他人が持っているもの、
作り上げたものなどを
こっそり奪っていくような、
詐欺師的で、盗っ人的な性質です。
たとえば、
人にしつこく近づいてきては、
その人の持っているものを
こっそり奪い取り、
搾取するものを一通り
搾取し終わったら、
嫌な感じ、不快な印象を与えて
消え去るというタイプです。
もっと具体的に言うと、
お金持ちや、成功者、
もしくは、こいつは金になる
と、いう人に近寄り、
自分の得になることを
一通り得られたら
消えていくような人です。
蚊に刺されて、なぜ痒みが出るか
というと、蚊の唾液に対する
アレルギー症状が出るからです。
蚊は、針を人間の皮膚に刺す際に、
人間に気づかれないようにするため、
最初に、刺されても痛みを感じない
麻酔効果と、
吸った血を固まらせない役割を持つ
『唾液』を皮膚に注入します。
その唾液に対する
アレルギー反応が、
痒みとして出るわけですが、
人間でたとえると、
良い顔、心地よい言葉などで
警戒心を失わせて
近づいて親密になり、
目的のものを
奪い取ります。
その、騙しのテクニックのような
狡猾さに、
不快感、嫌な感じを覚えるのが
人の心理ですよね。
それが一種の
アレルギー反応のような
ものと言って良いでしょう。
また、
冒頭でお話したように、
蚊は、マラリアやデング熱など
伝染病を媒介しているので、
命に関わる病気のリスクもあります。
これなどは、
たとえば、振り込め詐欺や、
お金が儲かるからと
怪しげな投資を勧めるような
悪意のある詐欺師に近いかもしれません。
こうした詐欺師にひっかかると、
多額の財産を奪い取られるといった
致命的な被害に会いますが、
実際の蚊の被害で言えば、
伝染病による、命に関わる
被害みたいなものです。
そこまで酷いものでなくても、
電話でいきなり
セールスをかけてくる輩や、
メールなどで
わけのわからない
セールスをしてくる輩も
いますよね。
まさに、
頼んでもいないのに、
どこからともなく連絡先を調べて
近づいてきて、
自分の商売を成約させることに
必死に活動します。
こっちからすると、
まさに、蚊のように、
うっとうしい限りですが、
いざ、自分のことになると、
人は客観的に自分の姿が
わからないもので、
自分が、
自身の仕事やビジネスを、
必死に頑張っているつもりでも
相手からしたら、
蚊にしか見えないことは
往々にしてありがちです(笑)。
と、いうか、
自分のことに一生懸命に
なり過ぎると、
こうした姿になってしまうわけですね。
蚊も、なぜ人の血を吸うといえば、
子供を産むための
栄養を得るためです。
しかし、同じ、
人を刺す虫としてミツバチがいますが、
ミツバチは蚊と違って
刺されると明らかに痛みを感じます。
でも、不思議とハチは、
怖がられることはあっても、
蚊のような嫌われ方は
しません。
ハチは、身の危険を感じたり、
巣に危険が迫ると
刺すのですが、
蚊もハチも、
生きるため、また自分の生活を守るために
人を刺すことには変わりません。
それでも、
蚊とハチの嫌われ方には
明らかに違いがあります。
この嫌われ方の違いは、
蚊の場合、
血を吸われたあげく、
不快な痒みを残すだけで
人にとって害悪しかありませんが、
ミツバチの場合は、
蜂蜜が人の益になることや、
人から何かを奪うために
刺すわけではなくは 、
身の危険や、守るべき
巣(組織・仲間)の防衛のために刺す
という点てます。
また、
ミツバチ(日本ミツバチ)は、
スズメバチが襲来した際に
巣を守るために
集団で反撃しますが、
スズメバチを、みんなで
取り押さえるタイミングを作るために
最初の数匹は
自己犠牲覚悟でスズメバチに
突っ込んでいくという、
自分以外の者のために、
自分を捨てることができる
マインドがあります。
たかが虫ですが、
この『精神性の違い』が、
嫌われ方の違いに
大きく反映されるわけですね。
ここに、
人生の大きなヒントがあるわけです。
両者の違いは、
害悪のみと、
時に害もあるが
益の部分もあるかどうかです。
自分のことのみに生きるか、
自分以外の者のためにも生きているか
(または自分以外のために死ねるか)
です。
このような、
生態の違いを詳しく知らないとしても、
なんとなく、蚊に対するイメージと、
ミツバチに対するイメージは違いますよね。
人間の場合も、
その人の常に持っている
精神性で、醸し出す雰囲気が
全く変わってきます。
『嫌われる勇気』は
時に、大義のために必要ですが、
自覚なしに、
嫌われてしまう場合は
必ず、日頃の行動とマインドに
原因があります。
私も、若い頃は若気の至りで、
プロミュージシャンを目指して
ライブをやっていた時は、
とにかくライブに来てもらおうと
必死で、
普段、コミュケーションを取ってない人に、
そういう時だけ連絡をして、
ライブに誘いまくっていたので、
人によっては、
蚊のように思われていたかも
しれません、、、。
蚊のようにならないよう、
気をつけたいですね。