今は親がよほど子供を強制しない限りは
自由な職業につくことができます。
しかし、
現実を見渡してみると
具体的な職業は別として、
親の職業気質がかなり子供に影響しているように感じます。
たとえば、
自営業の家に生まれた子供は、
親と同じ職ではなくても
自分個人がビジネスを展開する仕事を
していることが多いですし、
会社員の家庭に生まれると
子供も結局会社員になって安定収入を求めたりします。
職種でも
親が営業だった場合は
子供も営業職になったり。
事業家の子は事業家を目指すことが多いですし、
考え方のスケールが大きかったりします。
これは遺伝子的なもの、DNA的なものもありますが、
潜在意識下の発想そのものが
親の生き方の影響を無意識に受けていることが
ポイントのように感じます。
会社員の子として育つと、
仕事=サラリーマン
という認識で
仕事=自分の安定収入
という意識が植え付けられるでしょう。
商売人の子供は、
どうすれば効率良くお金を稼げるか
どうすれば良いものを
お客さんにお届けできるか
という発想を
当たり前に持つようになりますし、
医者の子供は
親の医院を継ぐ継がないかは別として
医者になるのが前提で
学校選びをすることが多いでしょう。
あの坂本龍馬も身分は武士でしたが、
親は商売を営んでいたからこそ
狭い武士の枠にとらわれず、
日本初の会社「亀山社中(後の海援隊)」を
設立したともいえます。
坂本龍馬の場合は、
浪人武士でありながら
その商売人的な取引感覚と営業力、交渉力を活かして
「日本」に貢献しましたが、
良くも悪くも親の影響による発想の仕方は
けっこう根深いものです。
会社員や職人の子が事業家を目指しても
考え方や発想が違うので難しかったり、
経理的な数字や確実なものを追う職業の親の下で育ち、
芸術家を目指そうとしても
自由奔放で独創的な発想に対して
無意識ブレーキをかけてしまうかもしれません。
では、そうなりたくない場合
どうしたらこの呪縛をはずせば良いか。
それは、なりたい職業の人と親密になって
発想の仕方の影響を受けることですね。
学ぶとか勉強するのではなく、
「影響を受ける」ということが
ミソです。
昔で言えば、付き人、弟子入りなどですが、
そこまでできない場合は
自分がなりたい職業に関する情報を
あびるようにインプットするということも1つです。
特にお薦め方法は
なりたい職業で成功している方同士の会話を聴くこと。
マンガ家になりたければ、
マンガ家同士の会話などを聴くと良いわけです。
その会話から出る言葉の節々から
アイディアの出し方、
技術の習得方法からネタの煮詰め方、
ライフスタイル
など自然に影響を受けますし、
事業家になりたければ、
事業家同士の会話を聴いていると、
考えていること、
内容、発想、行動、言葉、お金の使い方
などがサラリーマンといかに違うかがわかります。
そこで良い意味で
自分に洗脳をかけるわけですね。
出逢いは人を変えるといいますが、
これも形を変えた人生の変え方かもしれません。
他人の影響で、自分の人生が
変わるということですから。