国際ブレイン・アップデート協会の会長 田中信二です。
11月30日からリアル・インサイト主催の「日台友好歴史探訪ツアー」に来ています。
私が台湾に単なる観光としてではなく、このような形でのツアーに参加したり、
「日本人としての誇り」に目覚め、「日本の真実の歴史」に興味を持つキッカケになったのは
マルチリンガル台湾人のJOE李さんとの出会いにありました。
私とJOE李さんとの出会いは、2010年に京都で開催された
キネシオロジー世界大会にゲストとして演武を披露してくれたレノンリーさんのセミナー後の懇親会でした。
すぐに意気投合しコラボセミナーを開催するようになりました。
「私がキネシオロジーを使って私が語学の苦手意識を解消し、
マルチリンガルのJOE李さんが他言語習得法をお伝えする」
という感じです。
参考ブログ:英語の苦手意識解消
しかし、このセミナーの内容は、単に「語学を習得する」という表面的なことを超えて、
日本人として、人間としての本質に迫って行く 内容になっていきました。
そして、台湾から200億円以上の義援金を送っていただくことになった
ムーブメントのキッカケの一つにJOE李さんが関わっていました。
ちょうどあの、「3.11 東日本大震災の当日」は
偶然(必然かも)にJOE李さんの誕生日でもあったのです。
当日、JOEさん宛に、午前中は世界中のお友達から「誕生日おめでとう!」メールが続いていたそうです。
ところが、あの2時46分を境に、「大丈夫?」という安否を気遣うメールに変わりました。
そこで、いつも「教育勅語」を常にポケットに携行しているJOE李さんは、
教育勅語の一節
一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ
(もし危急の事態が生じたら、正義心から勇気を持って公のために奉仕し、
それによって永遠に続く皇室の運命を助けるようにしなさい)
と書かれている通り、即座に行動に移りました。
まずは、メールで日本に留学したことのある友人に向けてメールを送ることにしました。
台湾がどんなに親日だとはいえ、誰しも日々の生活に追われ忙しく生きていることは変わりません。
ですから、ただいきなり『義援金を送ろう!』とメールで呼びかけても誰も動かないだろう…
そこでJOEさんは考えました。
「皆んなでルールを作って、それを徹底してメールを送って行こう!」
①最初は、「こんにちは、お久しぶりお元気ですか?」
という挨拶メールを送る
②返信メールが帰って来た人にだけに次のメールを送る
「お久しぶり? どうしたの? 何かあったの?」
「はい、元気ですよ!
ところで、○○さんは日本に留学したことがあったよね。
その日本が今大変なことになっているの知っているよね。
なんとか日本の力になりたいと思うんだけど、どう思う?
③メールのやりとりを丁寧に何度か繰り返しながら本題に入って行く
「そうだよね。なんとか力になりたいね」
「そこで、日本に義援金を送るムーブメントを起こしたいと思うんだ。
ついては、まずは日本に留学したことのある人からはじめて、みんなにメールで呼びかけたいと思うんだ。
でも、いきなり用件から入ったら、みんな忙しくて真意が伝わりにくいよね。
だからルールを作ってその通りのことをバトンタッチするよう徹底したいんだ。
こうして①~③までのルールを伝える
このようにして、JOE李さんが、日本に留学したことのある人達を中心として起こしたムーブメントが
他の心ある台湾人のグループの人達とも合流し、台湾全体をも巻き込み、
政府まで動かしてしまう程のムーブメントを起こすキッカケの一つとなったのでした。
り、200億円以上になったのでした。
JOE李さんの活躍はこれに留まりません。
震災直後に沖縄で開催された「沖縄国際映画祭」の通訳として飛び、
映画祭の通訳の傍ら、世界中の人に向けて日本への応援を呼びかけてくれたのでした。
関連記事
「沖縄国際映画祭」、「ゆずLIVEツアー」。震災後のイベント自粛か決行か判断分かれる主催側。
さらに、沖縄から台湾はとっても近いので、台湾に一時帰国して、
台湾の人達に直接日本への応援を呼びかけ、PRAY FOR JAPANN
のムーブメントを推進するキッカケの一人としても活動してくれました。
http://www.youtube.com/watch?v=WjSvC1tmXh4&list=PL34F83C6304A151DF
さらにJOE李さんの活躍は続きます!
日本に戻ったJOE李さんに飛び込んで来たのが
「福島の原発事故で電力供給が落ちるのを何とかカバーする為に横須賀と茨城に火力発電所を作る」というプロジェクトの通訳の依頼でした。
仕事は3ヶ月にも及び、突貫工事の為、3K(きつい、危険、汚い)の三拍子そろっています。
こういう場合、報酬が高額でこそ、「お金の為に我慢して引き受けよう」という人もいるものですが、
今回の通訳の仕事は、予算も無いため、報酬もボランティアに毛が生えた程度とのことでした。
当然、そのような条件で通訳の仕事を引き受ける人は日本人でもいませんでした。
しかし、JOE李さんはこの仕事を快く引き受けたのでした。
現場から夜中に何度か電話をいただいたこともありますが、
世界から荒くれどもが集まり、その通訳で引っ張り回されかなり大変だったようです。
しかし、JOE李さんは、
「自分が今生きているのは、海軍に入った祖父ちゃんが戦争中に危うく死にかけた時に日本人に助けられたお陰なんです。
私はその恩返しができることが嬉しいんです!」
と、あくまで謙虚な姿勢。
JOE李さんと話す度に、いつも私自身の心が洗われる想いがします。
さて、そんなJOE李さんが昨年末に出版されたのが、
「本当は語学が得意な日本人」フォレスト出版 です。
マルチリンガルならではのユニークな語学学習法を提唱するJOE李さんの待望の書!
目からウロコが落ちる、とっても役立つ本です!
http://www.youtube.com/watch?v=LUlU3-qQ8ag
JOE李さんとの、様々なエピソードは、こちらの書かれていますので、
興味のある方は是非ご覧ください。
https://ameblo.jp/mindupdate/theme-10049521022.html
これから、シリーズで、「日台友好歴史探訪ツアー」に関連した記事を書いていきます。
お楽しみに!
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