前回のブログで、「50年以上松葉杖をついていた女性が、自分の足で立ち上がり、歩いた」
という動画をご紹介しました。
この他にも、YouTubeに私の動画が沢山アップしてありますが、
最近は、日本全国だけでなく海外からも反響が出て来ています。
そんな中、タッチフォーヘルスやブレイン・アップデート・メソッドは、
「どんな病気も治せる魔法!」
というような勘違いをされているかもいらっしゃるかもしれませんので、ここでその誤解を解いておきたいと思います。
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【注意】私達は診断や治療行為は行いません!
タッチフォーヘルスやそこから発展した自己責任モデルのキネシオロジーでは、治療や診断は行いません。
治療や診断ができるのは国家資格を持った医師のみです。
キネシオロジーの元はDrジョージ・グットハート博士により「アプライドキネシオロジー」に始まります。
「アプライドキネシオロジー」は7年以上の医学の専門知識を習得した人のみに限定されてきた秘伝のようなものでした。
これが【医療モデル】のキネシオロジーです。
1973年にジョン・F・シー博士が、アプライドキネシオロジーを一般家庭で使えるようにと簡単にまとめ、タッチ・フォー・ヘルスという学問を作りました。
これ以降、キネシオロジーは世界的に広がりを見せる。 今では、キネシオロジーは200種類以上にものぼり、世界の105カ国以上で何百万人もの人々に活用されています。
こちらは【自己責任モデル】のキネシオロジーです。
一般的に「キネシオロジー」と日本で呼ばれているものは、こちらの「自己責任モデル」のキネシオロジーになります。
引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/キネシオロジー
私達は病名を扱いません。
その人が今どんな病気や症状、問題を抱えていたとしても
そのことにどの位の「感情ストレスがあるのか」をチェックします。
そして、その元にはどんな「物の見方、捉え方」が関係しているのかを気づくお手伝いをしています。
筋肉反射テストは、ストレスがあると弱く反応します。
そして、そのストレスを解除するなんらかの刺激を見つけると、弱かった筋肉が強く反応します。
しかし、筋肉反射テストは、あくまで本人の気づきを促す物であり、テスト者が答えを見つけるのではありません。
クライアント自身が、自分の体の反応を通して、気づきを得ることで、新しい選択をした分だけ、新しいことが始まります。
その結果、病気や症状が消える場合もありますし、病気や症状があったとしても、うまくつき合っていくことができるようになる場合もあります。
しかし、それは本人自身が新しい選択をした範囲で本人自身が自分の人生に自ら起こすものであり、それをこちらが保証したりお約束するものではありません。
私達がしていることは、ただそれだけです。
セッションは、本人が自己責任において同意の上で同意した範囲内で進められて行きます。
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いかがでしょうか?
タッチフォーヘルスやブレイン・アップデート・メソッドは
「どんな病気も治せる“魔法”」ではありません。
「魔法使いによってカエルにされた」のではなく、
「“自分自身でそう思い込むことによって自分にかけていた魔法”を自己責任で解くための方法」なのです。
私達がしていることは、日々の生活の中で 偏った考え、偏った行動、偏った生活習慣などを通してストレスが溜まることで生じるエネルギーの乱れを見つけ出しバランスを取り戻すことです。
そして、それを自分自身で出来る様になる為の方法を普及させ、自然と調和した生き方を取り戻すことなのです。
【医療モデル】と【自己責任モデル】の違いは
アドラー心理学でいう【タテの関係】と【ヨコの関係】で考えるととても整理されて分かりやすいと思います。
次回は、アドラー心理学を元に、このことを考えて行きたいと思います。
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「タテの関係」と「ヨコの関係」(アドラー心理学から)