1年以上前から私のYouTubeの動画を見て、セッションを受けてみたいと思っていたそうですが、
子どもが二人いて、子連れでは無理だと思って以前に私が福岡に来た時も断念したそうです。
今回また福岡に来る事をメルマガで知って、思い切って子ども同伴で個人セッションにお申込頂きました。
お兄ちゃんと弟の二人のお子さんのご同伴だったのですが、下のお子さんが生まれつき聴覚障害があり、両耳に補聴器を付けていました。
相談の内容は、お母さん自身の問題だったのですが、しかし、詳しく話を聞いて行くうちに、まさに彼女のその状態そのものが、子どもの聴覚障害ともリンクしているようでした。
彼女は子どもの頃から、自分が本当に思っていることを口に出さず我慢して生きてきました。
結婚してからも、「子どもの前でケンカしてはいけない」
という信念から、いつも自分の気持ちを内側に押し込めてていました。
この為、彼女はいつも現実感がなく、自分のことなのに他人事のように傍観者的な感覚になっていました。
そこで、筋肉反射テストを使って調べてみると、彼女の耳とノドはブロックされていました。
そこで、子ども二人の耳とノドを調べてみるとお母さんと同様にブロックされていました。
私達は一人一人がエネルギー・フィールドを持っています。
それが近くにいる人と共鳴し合っているわけです。
この為、お母さんが思っていることを言わず、自分の内側の世界に閉じ籠もっていれば、家族全体がその影響を受け、同じように自分の世界に引き蘢りがちになります。
そこで、まずはお母さんの耳をやさしく広げて行く事で聴覚のブロックを解放していきました。
そして、お母さんと上のお兄ちゃんとお母さんの二人で
お互いに耳のマッサージをしながら、互いに本当に伝えたい事をやさしく耳元で囁いてもらいました。
お兄ちゃんは、涙を流しながら
「お母さん、僕の話も聴いて!」とつぶやきました。
お母さんも涙を流しながら
「ごめんね! これからはちゃんと聴くからね!」
と答えました。
そして、聴覚障害を持つ下のお子さんにも、補聴器を外して同じワークをして頂きました。
さらに、最後の仕上げにはリフトアップセラピーで
「ユースターキ管(副鼻腔から内耳につながる管)のブロックの解放」をしました。
ここがブロックされると無感覚になり、自分以外の人の声だけでなく、内側のハートの声までも聞こえなくなってしまいます。
その結果、自分が本当はどうしたいかすら分からない状態になってしまうわけです。
両耳に手の平を当て、真空状態を作ったところから、両手を耳から引き離し、ユースターキ管のブロックを解放したところ、
それまで聴覚障害で内側に籠りがちだった、下のお子さんが
今まで聞いた事が無いような、楽しそうな笑声を上げました。
そして、帰りには補聴器を外して帰って行きました。
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【注意】私達は診断や治療行為は行っていません!
ブレイン・アップデートのベースはキネシオロジーにあります。
キネシオロジーでは、治療や診断は行いません。
治療や診断ができるのは国家資格を持った医師のみです。
私達は病名を扱いません。
その人が今どんな病気や症状、問題を抱えていたとしても
そのことにどの位の「感情ストレスがあるのか」をチェックします。
そして、その元にはどんな「物の見方、捉え方」が関係しているのかを気づくお手伝いをしています。
筋肉反射テストは、ストレスがあると弱く反応します。
そして、そのストレスを解除するなんらかの刺激を見つけると、弱かった筋肉が強く反応します。
しかし、筋肉反射テストは、あくまで本人の気づきを促す物であり、テスト者が答えを見つけるのではありません。
クライアント自身が、自分の体の反応を通して、気づきを得ることで、新しい選択をした分だけ、新しいことが始まります。
私達がしていることは、ただそれだけです。
セッションは、本人が自己責任において同意の上で進められて行きます。
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今、日本ではウツが増えて来ていますが、
ウツ状態の人は、大抵耳がブロックされ、頭蓋骨の矢状縫合が閉じてしまい、呼吸が浅くなっています。
そうなると、腹筋をはじめとした、体の前面の筋肉が弱くなってしまいます。
この為、前に向かうエネルギーがブロックされ、体の後ろ側の筋肉のみが強くなり、体はいつも過去に引き戻されブレーキがかかると同時に、頭の中では堂々巡りの思考で、エネルギーが激しく消耗され、何も手に付かなくなるわけです。
このように、心と体は密接に関係しています。
心の問題は、心から入るよりは、体からアプローチした方が簡単に解決します。
また、体の問題も、体からよりも、心からアプローチした方が簡単に解決するわけです。
心と体の両面から自在にアプローチし、
対処療法ではなく、その人の生き方そのものにまでも変えてしまう
ブレイン・アップデート・メソッドが一人でも多くの人に伝えて行ければと思っています。