「被爆とその後の復興・再生」をテーマにグループワークをしました。
私たちは、どんなネガティブな体験をしたとしても、そこから逃げずに直面して乗り越えていく力を持っています。
実際、広島の祖父・祖母の世代は、世界で初めて原子爆弾を落とされ、廃墟と化した広島から、それでも立ち上がり、驚異的とも言える復興を成し遂げました。
▲原爆を投下され廃墟となった広島
▲現在の広島
私は、広島市内を歩いてみて、そのパワーに驚かされました。
広島だけでなく、日本全体が悲惨な戦争で焼け野原になりながらも、その体験を乗り越え、世界第二位の経済大国にまで発展させることができました。
しかし、第二さらには、第三世代となると、その体験もないまま豊かな日本が当たり前になってしまいます。
しかも、正しい歴史を学ぶこともなく、自虐史観で罪悪感を植えつけられた状態では、未来を創造する力も生み出すことができなくなってしまいます。
私は、広島駅周辺を歩いていて、シャッター商店街が多いこと、そして、看板や店のつくりを見て、昭和時代で止まっているのに、他の地方都市に比べても「何か変だな」という違和感を感じました。
あの廃墟からここまで広島を復興させたエネルギーは、どこへ行ってしまったのでしょう?
もし、そのエネルギーがそのまま受け継がれていたとしたら、第三世代となっている現在は、もっと発展していってもおかしくないのではないでしょうか?
そこで、参加者の皆さんの中に、「原爆を落とされたことでのエラー(トラウマ)がど位 残っているのか」を筋肉反射テストで調べてみました。
すると、普段意識的には、気にしていないものの、潜在意識の中にはネガティブな感情ストレスが100%、人によっては無限大残っていることを突き止めました。
このマイナスの感情をただフタをして麻痺させているだけでは、プラスのエネルギーに変換させることはできません。
そして、それを解消し、未来を創造するエネルギーに変換させる上で必要なオンサを筋肉反射テストで調べてみました。
一つ目は「金」これは、「肺・大腸の経絡と対応し、深く自然な呼吸をするのか、息を止めて頑張ったり、呼吸を浅くして気配を消して、自分を守っているか」ということと関係し、感情としては「罪悪感」です。
もう一つが「火」これは、「心臓・小腸:心をを閉ざして(ハートブロークン)傷ついているのか、心を開き、自分のハートに従って生きるのか?」
ということと関係し、感情的には「喜び/憎しみ」です。
そこで、オンサを打ち鳴らしながら、この広島の地で、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんの世代がどれほどの苦労を味わい、その中から生き残った人達がどんな想いで広島を復興させてきたのか?
そして、父・母がどんな想いでそれを受け継ぎ、広島そして日本を経済大国にまで発展させたのか?
さらに、三世代目の自分達が、それらのことを忘れて、どれほど怠惰に生きてきたのか?
ということに意識を向けながら、DNAレベルにしまい込まれてきた感情をオンサの響きによって浮かび上がらせ、昇華させていきました。
そして、「何の為に広島、そして日本に生まれ、量子言語プログラムやオンサセラピーに出会っているのか?
自分の内側の葛藤、戦いをこんなにも簡単に解消させ、内なる平和をもたらすことができる【量子言語&オンサセラピスト】としてのスキルを身につけた自分が、これから、広島から日本、そして世界に何を発信していったらいいのか?
そして、広島で生まれた自分だからこそ、それをするのに相応しい存在なんだ!」
という自信と誇りを取り戻すことができました。
▲広島で誕生した第一期生の皆さん
参加者一人一人の目が輝き、顔つきが変わり、背筋が伸び、明らかに別人のように誇り高き存在として生まれ変わりました。