こんにちは!

毎日やる気なしサラリーマンから起業して、
心理学の会社を作った、望月です。

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本日は、
『感情は同期する!』
というテーマでお送りします。



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●自分の状態
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先日、幼児の英語教室をしている方が
『本当に自分の状態が大切だ』という
話を聞きました。

自分の感情が良い状態でないと、
特に幼児の子達は、すぐに反応します。


これは心理学の実験でも行われた
興味深いものがあります。

その実験とは、
赤ちゃんとそのお母さんを数十人集めて、
AグループとBグループに分け
お母さんには別室で自分のスピーチをしてもらいます。

その時、Aグループには、態度の悪い不機嫌な面接官を置き、
ストレスをかけ、
逆にBグループでは、リラックスしておこないます。

そして赤ちゃんの元に戻った時に、
赤ちゃんはどんな反応をするかを見るものですが、

結果は、Aグループではお母さんの感情を
赤ちゃんが同期して、平均で心拍数が6増えました。
また、周りを警戒するようになりました。

Bグループでは、赤ちゃんの心拍数は変わらず、
周りにも興味津々で動き回ったそうです。


このように、感情が他者と同期してしまうことは、
本能的なもので、免れようがありません。

だからこそ、自分の状態が良い方が、
相手にも良い感情の同期が起こります。

特に仕事で人に関わる人は、
それこそ感じることが多いと思いますが、

心の状態が、結果にも繋がっていきます。


もちろん、『仕事の時は気持ちを切り替えて』などの
自分なりの対策はみんなしていますね。

でも、潜在意識ではどうしても動いてしまうので、
なぜか相手を不機嫌にさせたり、
ミスが起こったりと、
結果上手くいかないことも、みんな経験があると思います。

結局、表面だけ取り繕っても
奥の感情は同期してしまうのですね。

ここちょっと複雑なのですが、

気持ちを切り替えるということは、
その不機嫌な感情を持った自分を切り離すことになります。

ということは、自分の一部を他人にしています。

でも、すぐ隣にいるので、
どうしても同期しちゃうという話です。


だからこそ、自分の心に興味を持って
心を整えて行くという技術を培って行くことは、

本当にプライスレスな価値を持つと思います。

それは普段から、心地良さを追求して行く姿勢で、
結果、日々の幸福とも通じてきます。

この本能的な感情の同期のことも意識して、

良い結果につながるような自分の心を作って、
みんなと同期していきたいですね。
(^^)/


本日は『感情は同期する!』
というテーマでお送りしました。

特にお母さんと子供は同期しやすいですからね。

子供のダイレクトな感情に同期してしまうのは、
親の自分が整っていないから、
持って行かれるのですね。

この辺りの構造も分かってくると、
相手からの不必要な同期を受け付けないこともできます。

心地良い心持ちで、進んでいきましょう~!


それでは、どうぞ本日も
素敵な一日をお過ごしくださいませ~!


“他人が見ても心地よい表情や態度を心がけて、
感情の乱れを表に出してはいけない。”
(安岡正篤:哲学者)


お読みいただきまして
ありがとうございました。




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