科学的根拠にしっかりと基づいてお酒を飲むと私たちの体にどんな影響がもたらされるのか?
お酒というのは私たちのとても身近に存在している嗜好品であり、お酒が好きで定期的に飲んでいらっしゃる方も非常に多いと思います。
お酒が私たちの体に一体どんな影響をもたらすのかというのは、全ての人が絶対に知っておくべきの知識と言えるでしょう。
お酒に関して本当にいろんなことが言われております。
少量のお酒ならば健康に良いよとか、お酒は少量であっても健康に悪いよなどと論争が繰り広げられております。
結局どっちが正しいんだよ。
はっきりしてくれと思っている人も多いでしょう。
本当にいろんな情報が飛び交っています。
例えば酒は百薬の長という言葉があるように適量のお酒ならばむしろ健康に良いという意見もあります。
例えば以前行われた研究では、お酒は少量であれば脳卒中や心筋梗塞などといった心血管疾患の病気によって死亡するリスクが減少するという可能性が示唆されております。
こういった研究を元にお酒は適度であればむしろ健康に良いと言われるようになったわけであります。
心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患というのは多くの人が命を落としてしまう主要な原因となっております。
例えば日本の場合、65歳以上の女性における死亡原因の第1位となっている。
そのため私たちの命を脅かす心血管疾患をいかに予防するのか。
いかにリスクを下げるのかということが健康的に長生きする上で極めて重要なんです。
だから少量のお酒がこの心血管疾患のリスクを下げるという研究が発表されたとき、これは非常に素晴らしいことだとされて世界中のお酒好きが飛び上がって喜んだというわけであります。
ですがこの喜びもつかの間、2022年最新研究でお酒に関する新事実が発表されました。
その内容を簡単に一言でいうとごく少量であってもお酒を飲むと心血管疾患のリスクが高くなってしまうということなんです。
つまり適度なお酒が健康に良いという従来の説を真っ向から否定したんです。
この研究によって世の中に適度な飲酒量など存在せず、ごく少量のお酒であっても健康に悪影響が出てしまう。
そして飲酒量が増えれば増えるほど、指数関数的に心血管疾患のリスクも上昇してしまうということが分かったんです。
しかもこの研究は従来行われた研究よりも精度が高いものだとされているんです。
これまで行われてきた少量のお酒を飲むことによって、心血管疾患のリスクが低下するという研究は観察研究というもので観察研究ではその他の生活習慣などの要素を考慮に入れることができておりません。
例えばお酒を少量しか飲まないとか、しっかりお酒を適量にセーブできる人というのはその他にも健康的な生活習慣をしている可能性が高いと思いませんか。
お酒をセーブすることに加えその他にも健康に良い食事に気を使っていたりとか定期的に運動していたり、しっかり睡眠をとっていたりなどと健康に気使っている可能性があります。
だから少量のお酒によって心血管疾患のリスクが下がったわけではなく、その他の健康的な生活習慣によって心血管疾患のリスクが下がっただけじゃないのなどとこれまで言われてきたわけです。
じゃあもっと精度の高い研究方法によってお酒と心血管疾患のリスクの関係を調べようということで遺伝子を分析するメンデルの無作為化研究というものが行われました。
それが2022年に行われた最新研究であり、その結果ごく少量であってもお酒を飲むと心血管疾患のリスクが高くなってしまうということが明らかになったんです。
以前の研究よりもより精度の高い方法で再び調べたところ、ごく少量であってもお酒を飲むと心血管疾患のリスク高くなるじゃんということが分かったということなんです。
結論です。
お酒を飲むと結局どうなってしまうのか?
お酒はごく少量であっても健康に悪い。
だから本気で健康になりたいと思っている人はお酒を一滴も飲んではいけません。
さてこのように言うとお酒好きの方々から様々な声が聞こえてきます。
お酒を一滴も飲まないなんて、そんなの不可能だよとかそんな人生一体何が面白いんだよとか。
お酒がないと楽しみがなくなって人生が空虚なものになってしまうだろうなどと本当に様々な声が聞こえてきます。
もちろんこういった気持ちもよくわかります。
たまに飲み会などに参加すれば確かに楽しいですし、仕事終わりの晩酌が 唯一の楽しみであるという人の気持ちもよくわかります。
またお酒と健康という観点だけから見るとそりゃあ飲まないに越したことがないのは間違いありません。
ですが人生の楽しみとか人間関係とかストレス解消といったことも考慮すれば全くお酒を飲まないとなると楽しみがなくなってつまらないとか、人間関係に悪影響が出てしまうとかストレスが溜まってしまうという人もいるでしょう。
一人一人今の状況も違いますし、考え方や価値観だって人それぞれでありますですので、健康のためにお酒を一滴も飲むななどと 強制するつもりはさらさらありません。
事実を知った上でそれでもお酒を飲むのかどう かを決めるのは最終的には自分自身であります。
多少リスクが上がってもいいから俺は 飲むぜ、人生の楽しみを優先したいんだと思うのならばそれはそれで一つの選択です。