去年は良い年だったのか。
何をうまくやれたのか。
何を改善したいのか。
自然と過去1年についてを振り返ることになります。
そして自分の人生の進む方向に本当に満足しているのか。
悪習慣を断ち切り新しい習慣を始めたいと思っていて、毎年同じことの繰り返しで何をどう始めたらいいのかわからず、何か始めたとしてもその変化を持続させる方法も分かりませんでした。
自己啓発の動画を見ながら目標を達成し、人生の新しいチャプターを始めるための魔法の公式を見つけようとしても、本当に変わりたいと思わない限り何も変わらないということです。
新年の抱負を立てるべきだと感じたり、良いアイデアだからこれをやってみたらと他の誰かに言われたからといって、自分が本当に変わることはありません。
大事なのは変わりたいという自分の強い意志と良い戦略を組み合わせることです。
私たちはその意思を他の人に貰うことはできませんが、その戦略を学ぶことはできます。
役立ったことをいくつかお伝えしたいと思います。
これは一晩での劇的な変化ではなく、日々の行動を通して数ヶ月の間に自分が去年よりも良い位置にいることを目指す方法です。
これからお話しすることは新年に限ったことではありません。
特に人生で変えたいことがあると感じているなら、これからお話しすることが役立つはずです。
まず最初に重要なのは一つの物事に集中することです。
多くの方が自分の人生やメンタルヘルス、フィジカル、ヘルス、仕事、人間関係などいろんなことを改善したいと思うでしょう。
このモチベーションと改善への姿勢は非常に役立ちますが、これらの感情を一つのことに集中させる必要があります。
そのうち一つの物事が習慣化する頃には30日前後しかかからないかもしれません。
いろんなことを改善したい場合はその後に他のことを追加するかどうか考えればいいのです。
では何を選べばいいのでしょうか。
まずは自分が変えたいことのリストをいくつかの異なる分野に渡って書き出してみてください。
そしてここではできる限り具体的で詳細に書き出すことが大切です。
5年後、あなたはどうなりたい、どうありたいですか?
経済面や仕事や人間関係、健康状態はどのようになっていることを望みますか。
これを一度考えてみてください。
そしてこれらのうちの1つの項目を日々の習慣に落とし込むと、これからの日々はどのような生活になるのかを考えてみましょう。
その行動計画を決定したらそのプロセスを日々続けられるかどうかを意味することが非常に重要です。
これは現実的でしょうか。
あなたの今の状況で継続できるでしょうか。
先ほどの目標よりそのプロセスや習慣が一番重要です。
日々の生活の中であなたが直接関わるのは目標を思い描くことではなく、プロセスを実行することだからです。
目標は日々の生活で直接関わるものではありませんし、達成すればまた新たな目標へと変化します。
あなたがその目標達成の満足感を得ながらそのプロセスを行うということです。
満足感というものは自分の人生を望む方向に向けて進めているという理解や実感から生まれます。
ジムに行くことが気持ちいい理由の一つはジムに行くことが自分にとって良いことだと理解し実感しているからです。
ジムに行くことであなたは誇りに思える自分になり、日々の生活の中でより本物の自分として行動しているのです。
ほとんどの人が継続してジムに通う理由は常にその最終目標を考えているからではなく、ジムに行くことで身体的にも精神的にも感情的にも良い気分になるからです。
それは非常に良いことです。
もし読書を通じて豊かな知識を身につけたいのであれば、毎月1冊の本を読むことを目標にする人もいるでしょう。
読書を通じて知識を身につけるのに成功した人は読書そのものを楽しんでいるはずです。
自分の人生で何を変えたいのかを明確にし、それらの変化を日々どのように実現するのかを決めてください。
決まったらその準備ができているかどうかも確認しましょう。
準備とはそれを毎日続ける自信があるかどうか改めて自分と向き合ってみることです。
続けられるかが最も重要です。
もしこのプロセスを続けられないのなら別のやり方を考える必要があります。
あなたの人生で達成したい目標に至るための重要な要素だからです。
もし日々のプロセスに楽しさや充実感を見出せないのであれば、その変化を持続することは難しくなり人生全体が楽しくなくなるでしょう。
日々の活動がただの目標達成のための手段に過ぎないのであれば、あなたの人生もまたただの手段になってしまう。
2つ目に強制的に自分を行動させるということです。
この話を聞いて世間的には休まずに働き続けるような文化は良くないと言われていることだったり、自己改善が過度になって燃え尽きてしまうのではと疑問を抱く方もいるかもしれません。
しかし人生の価値あるもののほとんどは、何らかの形で犠牲を必要とします。
ジムに行くことを望まないときや読書やダイエットなど努力が面倒だと感じることはよくあります。
しかし何か行動を起こす前に一時の感情だけでそのことをやろうとしていることの価値を決めるべきではありません。
もちろんこれは絶対的なルールではありません。
やった方が良いと自分でわかっていることについて、それをやった方がいいのにも関わらず一時の感情に任せてしまい、やらないという判断をしない方がいいということです。
やった方がいいことだと頭ではわかっていても、実行する前には感情的、肉体的な抵抗が存在します。
ジムに行く時も今日はしんどいからやめておこうかなとか。
朝、活動をする時も今日は眠いからやめようかなとか。
このような抵抗が生じます。
多くの場合、脳は今日は疲れているから休む必要があるんだとさぼることを正当化しようとします。
ただそれを乗り越えて実行するとほぼ100%の確率で良かったと感じたり、それを乗り越えた自分を誇りに思えたりするものです。
建設的な行動をとり続けようとするうえで燃え尽きたり、無気力になったり、落ち込んだ気分になることがあります。
それは大きな問題ではありますがそれを乗り越えることが重要です。
実際、ダラダラして何もしないでいても、このままでいいのかと不安に感じることもあります。
こういう場合はその不安によって強制的にジムに行くことよりも、はるかに大きな疲労感や罪悪感を感じることになります。
ただ行動を起こすのを失敗したからといって、自分を罰したり、自分を責めたりする必要はありませんし、無理をする必要もありません。
あなたにとって良いことを実行するために自分を強制することは、何もしないことに比べて健康的な行動なんです。
3つ目はプロセスを自分に合ったものにすることです。
プロセスを本当に楽しくする方法はいくつもあり、考えて工夫をすることでそれを実現できます。
あなたにとって有益な習慣でありながら、それを実行している時間でさえも楽しめるように工夫するということです。
一つの例として読書があります。
もし本を読みたいけど、座っているのが本当に嫌いだ。
文字を読むのが疲れるという方がいたら、オーディオブックを試してみると考えてみてください。
そしてそれを楽しみながら続けられるように努力してください。
一度習慣を始めたならとにかく実行してください。
脳がどう正当化しようが実行してください。
実行したことが良かったかどうかはやった後に考えてください。
ジムに行くかどうかを迷う前にまず行って、その後に行かなければよかったのか、行って良かったと思えたのかを判断することが大事です。
これからこういった習慣を毎月積み重ねていくことになります。
1つの習慣が確立できたら、次の月には可能であれば新しい習慣を追加してもいいでしょう。
すると1年の終わりには12個の新しい習慣を行うことになるかもしれません。
12個の全てを1年間続けるかどうかは分かりませんが、その中からいくつかの重要な習慣が人生を変える力を持つ可能性は大いにあります。
次の1年の間にこういった習慣を実行していけばあなたの可能性は無限大です。
この戦略を実行し自分の変化への意欲と意思を組み合わせれば、確実に来年の今頃には大きく成長した自分に出会えるでしょう。
人生を変えたい方は今日からスタートしてください。
高龍神社(こうりゅうじんじゃ) 長岡市蓬平町1590-4
商売繁盛の神様として、県内からそして全国各地から参拝者が絶えない神社です。