年とともに体力や気力が次第に衰え、そのまま何もしなければ要介護となる段階の状態を「フレイル」という。

 

日本老年学的評価研究(JAGES)というプロジェクトが14都道府県で2016年度と19年度に実施した調査のデータを使った結果によると、効果が確認できたのは女性で8種目、男性で11種目。

 

種目には、フレイルの進行を1~2年遅らせるのと同じくらいの効果の高い上位3種目は、女性では「登山・ハイキング」「散歩・ウオーキング」「サイクリング」、男性では「ダンス」「サイクリング」「水中運動」だった。

 

男女ともに共通して効果が期待できるものには、屋外でする種目が多い。

 

緑を見たり、季節や自然を感じたりすることにも、良い効果があるのかもしれない。

 

 

フレイル予防効果が高かった運動・スポーツ種目

 

女性では

 

登山・ハイキング

散歩・ウオーキング

テニス

グランドゴルフ

体操

太極拳

筋トレ

水泳

 

男性では

 

ダンス

サイクリング

水中運動

登山・ハイキング

ゴルフ

卓球

散歩・ウオーキング

ランニング・ジョギング

テニス

グランドゴルフ

筋トレ

 

 

毎日を機嫌よく過ごすには体調管理が必要です。

 

疲労蓄積や睡眠不足が続くと、身体に疲労が横たわってくる。この疲労と睡眠不足が大敵なのだ。

 

身体は休みをくれと叫んでいたのに、休日が満足に取れないと睡眠不足になる。

 

年齢とともに身体機能は徐々に低下している。

 

自分の弱点を知り、楽しむべきだ。無理は禁物です。

 

日本老年学的評価研究機構ホームページ