第68回二本松の菊人形が霞ヶ城公園で10日開幕、11月20日まで日本最大級の菊の祭典が繰り広げられています。

 

NHKの大河ドラマの主人公でもある「紫式部」をテーマに、紫式部の生涯など7つの作品が展示されています。

このうち、「五節の舞」は、宮中の行事の1つとされ、紫式部を含む若い女性たちが天皇の前で舞を披露する様子を再現しています。

色とりどりのキクの羽織をまとって踊る女性たちが印象的で、華やかな宮中の雰囲気が表現されています。

2019年に比べると人形の数は減っています。二本松の菊人形の数は、菊師の減少により年々減少しているようです。

 

菊人形の制作には高度な技術が必要で、地元の菊師がその作業を担っていますが、その数が減少しているため、菊人形の数も影響を受けているとのことです。

 

人形はあわせて25体で、彩りを保つために10日から2週間ごとにキクを入れ替え、期間中にはおよそ2万株のキクが使われるということです。

 

入場料は高校生以上900円(中学生以下は無料)。午前9時~午後4時まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2019年第65回「二本松の菊人形」