Windows 11 および 10 上の Hyper-V に macOS をインストールする方法を説明します。
 

Hyper-Vとは、Microsoftが提供する仮想化の仕組みで、仮想化技術を使って、Windows OS 端末上の Hyper-V というハイパーバイザーの上で複数の仮想的なコンピュータを動作させることができます。

従来はWindows Serverに組み込まれた機能として提供されていましたが、現在ではWindows Serverだけでなく、Windows 10や11でも動作するようになっています。

Windows 10や11は Pro以上のエディションが必要です。専用ソフトのインストールなしに利用することができるため、使いやすいものとなっています。

 

Windows11 Pro で説明いたします。

 

 

コントロールパネルからプログラムと機能を選択します。

 

 

左側の Windows の機能の有効化または無効化をクリックします。

 

 

Windows の機能の有効化または無効化が開きます。

 

 

Hyper-v を選んで Hper-v プラットホーム、Hyper-v 管理ツールにチェックを入れ [OK] を選びます。

 

 

Hyper-v を起動し、新しい仮想マシンの作成をします。

 

 

新しい仮想マシンに名前を付けます。

 

 

仮想マシンの世代の指定は世代2を選択します。

 

 

メモリーの割り当て起動メモリーを8GBにします。8192にしてください。

 

 

ネットワークの構成は接続ドロップダウンをクリックしてデフォルトのスイッチを選択します。

 

新しいフォルダーを作成し、macOS 仮想マシンの仮想ハードドライブに保存します。

 

 

インストールオプションは後でオペレーティングシステムをインストールするを選択します。

 

 

仮想マシンはここで作成されました。

 

 

macOS  Hyper-v 設定で以下を調整します。

 

[セキュリテー] で [セキュアブートを有効にする] のチェックを外します。

 

チェックポイントを有効にします。そうしないとあとで Hyper-v を使用する際に問題が発生します。

 

[統合サービス] ですべてのオプションを選択します。

 

macOS 仮想マシンを起動するには EFI というフォルダーが必要です。

 

そのため、UEFI.vhdx という仮想ハードドライブをダウンロードします。

 

UEFI for Hyper-V  https://github.com/balopez83/macOS_On_Hyper-V/releases/tag/2.3.0

 

ダウンロード後、それをコピーして仮想ハードドライブに貼り付けます。macOS 仮想マシンのフォルダー。

 

UEFI.vhdx という名前の仮想ハードドライブにアクセスします。

 

 

 

次に macOS リカバリフォルダーをダウンロードします。

 

Recovery  https://drive.google.com/file/d/1MNLVPNuzbjZJIy9vlEZD3tjSE37dJyTq/view?pli=1

 

このフォルダーには Base System dmg ファイルがあります。

 

このフォルダーをコピーしてUEFI.vhdx に貼り付けます。仮想ハードドライブ。

 

 

 

マウントされた UEFI ドライブを右クリックし、[取り出し]をクリックします。

 

 

Hyper-v を起動し、前の手順で作成したばかりの仮想マシンに UEFI 仮想ハードドライブを追加します。

 

SCSIコントローラーでハードドライブを選択し [追加] をクリックします。

 

仮想ハードディスクの下の [参照] をクリックします。

 

UEFI.vhdx を見つけて選択します。

 

macOS 仮想マシンに二つのハードドライブがあり、一つは起動用でもう一つはインストール用です。

 

 

ファームウェアーで UEFI.vhdx ハードドライブが一番目、もう一つのハードドライブが2番目になるようにブート順番を調整します。

 

ネットワークをリストの最後に移動します。

 

 

仮想マシンに macOS をインストールする準備ができています。

 

 

macOS 仮想マシンを右クリックし [接続] をクリックします。

 

 

 

仮想マシンに接続できないときは再起動してから接続してみてください。

 

ウィンドが開きます。この時点で「開始」をクリックする必要があります。

 

Open Core ブートメニューが表示され、macOS のインストールが開始されます。

 

起動中、初期起動時にフリーズしているような場合がありますが続行されます。

 

リカバリーがロードされたら、ディスクユーティリティを開きます。

 

「Msft 仮想ディスクをメディア」を選択し、パーティションに任意の名前を付けて、APFS としてフォーマットします。

 

フォーマットしたらディスクユーテーリティを終了します。

 

このインストールには時間がかかります。

 

最終的にインストールが完了し、新しい macOS Hper-v の初期個人用設定画面が表示されます。

 

インストールが完了すると新しい macOS Hyper-v の初期個人設定セットアップ画面が表示されます。