車両の安全性を確認する国の認証試験で不正を行っていた問題で、全車種の出荷を停止しているダイハツ工業。

12月26日午前、大阪・池田市にある、本社工場の稼働を停止しました。

25日には京都工場と滋賀工場、大分工場の稼働を停止。

これで国内に4つあるすべての自動車工場で車の生産が停止しました。

現時点で2024年1月末までの停止が決まっている中、ダイハツは従業員の給与などを補償していく方針を明らかにしていますが全額の補償は厳しい見込みです。

ダイハツは下請け会社への補償についても検討していくとしていますが、影響はそれだけにはとどまらず、車を持っていない人の暮らしにも影響する可能性が、ダイハツの不正問題、影響が広がっています。
 

特に都会では車お持ちにならない方も増えてるんですが、この問題長引けば 長引くほど日本自体を揺るがす。

車を持っていない方の暮らしにも影響出る可能性あります。

自動車メーカーがメーカーの垣根を超えていろんな部品を融通してるとか、売る相手の国も広がったとか全く影響の大きさが違うんです。

あえて日本を揺さぶる影響もありますよ申し上げたいんです。

国から要求されてるのはこの3点です。

当然原因の究明です。

 

そして二度とやらないという改善の方法。

そして最後は誰が経営上の責任をとるのか。

現場の責任を取るのかということを明記しないと、なかなか国からは安心して作ってもらっていいですよという話にはならないということなんです。

自動車メーカーがよく言われるのがリコールという言葉があります。

本当に頑張っていい車を世界中の車、もう何十年も送り出してるんですけど、必ずどこかあれだけの部品を使ってますので不具合が出るんです。

実は今回のダイハツ問題、リコールより怖い結果が出る可能性が捨てきれません。

型式指定取り消し。

 

新しい車を開発します。国にもっていっていろんな法令に基づいてブレーキ試験、排出ガス試験、灯火機試験などいろんなこと試験するんです。

今回の問題はここをちょっと不正を行った。

 

まともな合格をして入れば型式証明というのをもらって、どうぞ大量生産してもらっていいですよ。

車とは何分に一台というペースでいかないと儲けがないんですね。

今までの開発費も回収しなきゃいけない。

大量生産できなかったら自動車メーカー成り立たない。

その基礎の型式指定を取り消されたらこうなります。

一旦消されると再認証まで最低でも2ヶ月かかります。

この間、その車はもう作れないということになるわけですね。

なのでやっぱり大量生産のできない。この型式指定の取り消しってのが、まあ1台もないようになんとかダイハツしては頑張りたいということになります。

お車持っておられない方も都会ではたくさんいらっしゃると思うんですがここから徐々に影響が出てくる話をします。

というのはやはり車っていうのはですね。

まあ 1つの車にだいたい一万社と言われてますが、ダイハツの場合は8千社といわれています。

車ってだいたい4年でいろんなものが回るようになってて、これに準ずる形でまあいろんな社会の仕組みも4年ごとになってるのがあります。

新型が開発されて、あれ同じ名前の車でも新しいデザインになる新しいエンジンを積む4年サイクルと言われてます。

そうすると自分の所はゆっくりやりたくても、ライバルが4年ごとにやるんですからだいたいそろってくる。

そうすると自動車ローンも3年から5年後の4年を間に挟んでっていうのが一番多いわけです。