Windows には 「イベントビューアー 」というアプリケーションが付属しており、そのコンピュータ上で記録された各種イベントを閲覧することができます。

 

 

 

よく見るのは画面左の [Windows ログ] – [システム] です。

ここには、Windows の起動・シャットダウン・スリープ・ログオンなどといった Windows 自体のイベントが記録されています。

つまり、「どのイベントにどのイベントIDが割り当てられているか」が分かれば、イベント発生の履歴を追うことができます。

調査したいイベントIDは自分で調べることもできますし、分からなければインターネットで検索してもよいでしょう。

また、同じイベントIDでもイベントレベルが異なるイベントもありますので、意図したイベントだけをより正確に表示したい場合は複数の条件を指定しましょう。

 

PC の起動とシャットダウンの履歴って何か意味あるの?

PCのシャットダウンと一言で言っても、正常にシャットダウンした場合、トラブルで急にシャットダウンした場合、フリーズでシャットダウンした場合、停電でシャットダウンした場合、こんなにもシャットダウンの種類があります。

シャットダウンの履歴を調べると故障までの状況が分かりますのでかなりの確率で故障の原因と故障個所がわかります。

パソコンやサーバーの管理者、職場の管理者の方は活用価値はあると思います。

コンピュータがいつ起動またはシャットダウンしたかを知る必要があります。

システム管理者である場合やコンピューターを友人や家族と共有している場合です。

この履歴を使用してシステム内のエラーのトラブルシューティングを行い、コンピューターにアクセスされていないことを確認できます。

Windows イベントビューアはエラーメッセージ、イベント、警告およびオペレーティングシステムのプロセスに関する情報を含むいくつかのログを表示する管理レベルのツールです。

コンピューターで起動する各プログラムはイベントログに通知を送信し、終了する前にすべての正常なプログラムも送信します。

イベントログはシステムアクセスが発生するたび、セキュリィティーの変更が発生するまたはドライバーの誤動作が発生するたびに作成されます。
 

このイベントIDというのは必ずログ記載されています。

種類は無数にあります。

イベント ID 41 このイベントは PC を完全にシャットダウンせずに再起動するとログに記録されます。

イベント ID 1074 このイベントはスタートメニューからのシャットダウンコマンドによる場合とアプリケーションによってコンピューターが再起動またはシャットダウンされた場合の二つの状況でログで記録されます。

イベント ID 6005 システムの起動を示します。

このイベントはイベントログサービスの開始時に作成されます。 

ID 6006 このイベントは適切にシャットダウンされた場合に記録されます。

イベント ID 6008 このイベントはコンピューターが予期せずシャットダウンした場合にログに記録されます。

例えば、電源ボタンを直接使用して PC をシャットダウンした場合またはシステムでエラーが発生した場合、コンピュータはすぐにシャットダウンします。

これを機会によかったら試してみてください。