金持ちになりたければ、金持ちの脳をインストールしなければならない。
そして、貧乏脳を捨てなければだめなのだ。
洗脳によって、いかに我々の生活には無駄が多かったかを知れば、捨てることによって金持ち脳に繋がり、本当の豊かさに満ちた人生ができる。
幸せは捨てることから始まる。
金持ちになれるかどうかはマインドである。
金持ちになりたければ、今まで培ってきた貧乏脳を捨てて、金持ち脳をインストールしなければならないんだと。
現在、ますます景気が落ち込み、多くの人がお金が無い、自分は貧乏であるという感覚を持っている。
しかし、現実をよく見てほしい。
日本の実質 GDP はここ30年以上多少の変動はあるものの確実に上昇している。
物資も豊富になって、生活も向上してきた。
インフラも整い、生活も便利になり、生活の保障制度も確立されつつある。
昔のような本当の貧乏な人などはほとんどいないと言っても過言ではない。
しかし、多くの人が自分の生活を苦しいと思い。
自分は不幸で、どうしてもお金持ちになりたいという願望を持っているのはなぜでしょうか。
日本はお金持ち=幸福という図式がインプットされ、お金持ちでないと恥ずかしい。
お金持ちでないと生きている価値がないといった、極端な考え方が蔓延しています。
貧乏脳への洗脳であります。
全ての人がもっと意識的に IQ を上げて、政府や広告代理店などの恣意的な考えを察知し、その考えをいち早く捨て去り、
その裏に隠されている事実を見極める力を持つことが、貧乏脳からの脱出方法です。
つまり金持ち脳をつかむ方法です。
あなたの中の貧乏脳は何か。
二つの脳の働きが貧乏脳を形成していく。
たとえ収入が低くても、支出が少なければ金持ちで、高収入を得ていても、支出が多ければ貧乏である。
収入が少ないのに、少しも貧乏が見えない人は収支のバランスが取れている。
使うお金がきちんと収入の中に収まり、ほんの少しの余剰がある。
こういう人の脳は、持っているお金の絶対量には関係なく金持ち脳と言える。
お金が減ると貧乏になるのではない。
欲望が増えると貧乏になるのだ。
だから今の日本人は大金持ちなのに、貧乏なのである。
私たちが持つ貧乏脳は、自分で作る二つの脳からなっているんです。
一つは不満足脳、もう一つは低自己評価脳であります。
貧乏脳にしても金持ち脳にしても、生まれながら備わっているものではなく自分で作るものなんです。
自分が貧乏なのか、金持ちなのかを判定する場合、我々はそれを収支バランスで考えます。
すなわち、収入よりも支出の方が多ければ貧乏、支出よりも収入が多ければ金持ちということになります。
だから、この収入と支出のバランスが取れていて、プラスマイナスゼロならば貧乏でも金持ちでもありません。
収入から支出を差し引いたその答えが常にマイナス状態であることを、貧乏状態と考えれば貧乏でない状態は 0 あるいはプラスであることです。
そうすれば、貧乏ではなくなるという、極めて単純な式が成立するんです。
つまり、たとえ収入が低くても、支出が少なければ金持ちす。
高収入を得ていても、支出が多ければ貧乏なんです。
要するに問題は収入にあるのではなく、支出にあるんです。
これは極めて単純なんですが、ここのところを押さえておかないと問題が見えてきません。
なぜならば、不満足脳の方は収支のバランスの崩れから生まれるからであります。
これが分かっていれば、収入が少ないのに少しも貧乏に見えない人がいる不思議も理解できるでしょう。
なぜ貧乏人は見えないのか、それは収支のバランスが取れているからであります。
従って、貧乏脳の要素の一つである不満足脳を持っていないんです。
つまり、低収入にも関わらず満足しているんです。
それに対して不満足の方は満足をしていません。
収支のバランスが取れていなくて、支出が優先しているからです。
高収入があるにも関わらず満足できない場合もあるんです。
その理由は簡単で、満足はお金で買えると思っているからです
お金が払えること=満足、あるいはお金を払うこと=物やサービスを手に入れることという勘違いをしているんです。
しかし、物やサービスを買う場合、お金が入る場合といらない場合があって、お金がいらない物やサービスというのは実はたくさんある。
入りが少なくても貧乏に見えない人は、お金がいらない物やサービスをうまく利用しているわけです。
そして自分が貧乏であることを認識している。
貧乏脳はもう一つ、自分には金を稼ぐ能力がないことを自覚するという低い自己評価をしているんです。
稼ぐ能力がないから、貧乏に甘んじなければならないと考える。
あるいは、金を稼ぐ能力がないから大企業の会社員になりたがる。
こういう人はエフィカシーが低い人と言います。
エフィカシーとは、コーチング用語で日本語に訳すと自己能力の自己評価という意味であります。
それに対してエフィカシーが高い人は、年収が少なくてもその気になれば自分は稼げる人間であるという自信を持っているんです。
その気がないだけなんです。
自己評価が高くより効率の良い働き方ができると考えているからであります。
貧乏脳は、こうして不満足の低自己評価脳という二つの脳が生じることで形成されていくものであります。
貧乏脳とお金持ち脳は、持っているお金の絶対量の問題ではありません。
持っているお金に対して、使っているお金がどのくらいかということなんです。
昔に比べると、持っているお金の絶対量においても、暮らしの便利さにおいても、今の方がはるかに豊かであることは明らかです。
それにもかかわらず金がないと、私たちは嘆く、貧乏を出して金持ちになりたいというなぜでしょうか。
これも理由は単純で、欲望が増えたから貧乏感が増しているんです。
お金が減ると貧乏になるんじゃありません。
欲望が増えると貧乏になるということであります。
今 BMW に乗っている人などそこら中にいますよね。
となると、かっこいいと言われるようになるためには、もっといいクルマに乗りたいという意欲が出てきます。
それを求めれば当然金が足りなくなるでしょう。
こうしたい欲望の増幅があらゆるところで、あらゆるものについて生じているんです。
だから今の日本人は大金持ちなのに実際は貧乏なんです。
しょうもない欲望がどんどん膨らんで、それに益々お金がかかるようになっているから、お金がないと感じてしまうんです。
本当はお金なんてなくても、十分に豊かな生活を享受できているはずなんです。
家でネットに繋がっていて、YouTube が見れるだけで昔に比べエンタメなどは充実しているはずです。
YouTube が見れるだけでも、昔の人から比べれば、それで十分だったはずです。
社会が豊かになるにつれ、もっともっとを求める欲望がどんどん膨らんで、本当はお金があるにも関わらず、そういう欲望にお金を使ってしまい。
私たちはいつもお金がないと感じるわけなんですね。
ですから、貧乏になるのは欲望が増えた時です。
お金が減ると貧乏になるのではありません。
このことをしっかりと押さえておいてください。
不満足脳、低自己評価脳という二つの脳の働きが貧乏脳を形成する。
例え、収入が低くても支出が少なければ、金持ちで高収入を得ていても、支出が多ければ貧乏である。
収入が少ないのに少しも貧乏人に見えない人は、収支のバランスが取れているからである。
使うお金がきちんと収入の中に収まり、ほんの少しの余剰がある。
お金の絶対量に関係なく金持ち脳と言える。
お金が減ると貧乏になるのではない。
欲望が増えると貧乏になるのだ
だから今の日本人は大金持ちなのに貧乏なのである。
貧乏脳とお金持ち脳とは、持っているお金の絶対量が問題なのではありません。
持っているお金に対して使っているお金がどのくらいかということです。
では、なぜ支出をいつもコントロールできないのでしょうか
それは世の中には貧乏脳を増幅する仕掛けがあるからです。
テレビなどの各種メディアと広告業が消費行動に走らせるからです。
大手広告会社が人の欲望を増幅させ、消費行動に走るよにあの手この手で物をアピールしているからです。
それに日々触れていると知らないうちに脳が洗脳され、欲望がどんどん増幅してしまうんです。
結果的に必要のないものを買いに走り、収入以上の支出をしてしまうんです。
つまり貧乏脳になってしまうんです。
では、そんな欲望を刺激してくる広告から逃れるにはどうすればよいでしょうか。
最も簡単な方法はテレビを捨てることだと言います。
テレビを見ていなかったら、支出優位にはならないと言います。
テレビを見ることによって、本当に必要だから買っているんではなくて、無意識のうちに欲しいと思い込まされて買っているんです。
あなたの欲しいと思うものの大半はテレビが決めているんです。
そしてテレビを捨てる以外に、支出をコントロールするための方法があります。
それは物を買う時に、その値段は機能に付いたものか、装飾についたものかを自問自答することであります。
テレビは広告によって、私たちは必要でないものを、本当に必要だから買っていると思い込まされているんです。
たいてい、テレビや広告ではきらびやかなデザインとか、ブランド品といった装飾が付いたことによって、値段が高くなっているものが宣伝されるんです。
機能は大して変わらないのに、見た目がいいとかブランド品である、 そういった理由で物の値段というのはつり上がっているわけです。
だからテレビや広告に踊らされないためには、物を買う時にその値段は機能についたものか装飾についたものか、このことをいつも自問自答してください。
言い換えるのならば、物を買う時には機能以外を一切求めないということです。
無駄に高いブランド品の時計やバッグを買うのではなく、頑丈で長持ちして機能が良いものを買うということです。
そのようにして少しずつ自分自身の資質をコントロールしていかなければなりません。
ここで注意したいのは、別に物欲があること自体を否定しているわけではないということです。
問題は物欲があることではありません。
その物欲がメディアの洗脳によって生まれているということであります。
だから本当に得たい情報があるならば、本当に欲しいものがあるならばテレビを消して、自分で能動的にその情報を取りに行けばいいんです。
金持ち脳になるために一番重要なのは、収入を増やすことではなく支出をコントロールすることである。
貧乏と感じるのは、収入のせいでも、不景気のせいでも、収益の上がらない職業のせいでもない。
必要なのは自己コントロール能力である。
いつも支出をコントロールできないのは、世の中には貧乏脳を増幅する仕掛けがあるからだ。
テレビなどの各種メディアと広告業が消費行動に走らせるからです。
物を買うときは、その値段は機能が付いたものか、装飾についたものかをいつも自問自答してください。
やりたくない仕事をしている人は最も貧乏脳になる危険性がある。
やりたくない仕事をしている人は、仕事の外に満足を求めようとするため、仕事で我慢して稼いだ金で楽しみたいとどうしても支出が多くなりがちである。
金持ち脳になる一番の王道は、仕事から満足を得ること。
そのためには好きな仕事をすることである、やりたいことをやっている。
本当に満足できる仕事であれば決して貧乏脳にはならない。
個人にとって一番の財産は時間である。
生きている時間をいかに満ち足りたものにしていくか、これが人生の価値を決める。
必要なのは好きなことを仕事にできるのであれば、給料は下がっても構わないという思いである。
その仕事がその人の転職であれば自然と金が集まってくる。
仕事でストレスが溜まってしまって、ストレス発散でお金を使いすぎてしまい、結局お金が貯まらないんです。
逆に、働くことが好きで働くことによって、心から満ち足りた状態になれば、わざわざ金を費やして別の満足を得ようとはしないんです。
金持ち脳になる王道は、仕事から満足を得ることを、そのためには好きなことを仕事にすることなんです。
さらにやりたいことをやっていると金持ちになれるという根拠は、やりたいことをやっている時は生産性が上がるからであります。
好きなことをやることが、いかに脳に良い刺激を与え、発想力や判断力、行動力を高めるかということがわかるでしょう。
ただ問題はやはりどうやって、自分の好きなことを仕事にするのかという方法でしょう。
そして、残念なことに、誰にでも通用する自分の好きなことを仕事にする方法なんていうのはないんです。
これは個人が、一人一人がなんとか見つけるしかありません。
それはトライ&エラーです。
試行錯誤です。
とにかく何がうまくいくか分からないし、世の中にはどんなニーズがあるのかというのは実際にやってみないとなかなかわからない。
とにかくトライ&エラーで頭を使って、自分の好きなことを仕事にする方法を見つけるということです。
おそらく 自分の好きなことを仕事にする方法はありません。
本当にあなたが自分の好きなことを仕事に繋げたいと願うのであれば、普段はサラリーマンとして働いているとしても仕事が終わった後、コツコツと自分の好きなことを仕事にするためのトライ&エラーをしなければならないでしょう。
もちろんそれは簡単なことではありませんが。
昔に比べると自分の好きなことを仕事に繋ぎやすい環境は圧倒的に整っていると思います。
自分の好きなことを仕事にするという幸運を手にできるんだと思います。
確かに好きなことを仕事にするのは簡単なことではありません。
無数のトライ&エラーを一人でやらなければならないでしょう。