自己肯定感を上げ、ポジティブ思考になる方法をお伝えします。

まず、自己肯定感とポジティブ思考の違いを理解することです。

感情をコントロールするのをやめること。

自己肯定感に悩みがある人が陥ってしまう行動に、自分自身の感情を責めてしまうというものがあります。

例えば、なんで些細な事で落ち込んでしまうんだと感じたり。

なんでこんな事でビビってしまうんだと自分を責めてしまう人も多いと思います。

そして多くの人がこうなってしまう理由が。

ネガティブな人はダメな人間。

ネガティブなのは悪い事と決めつけてしまうからです。

感情をコントロールするなんて可能なのか?

例えば、誰かと話をして。

相手の顔が曇ったときに、不安になってドキッとしてしまう。

これは反射的に起こる感情です。

それなのに人の目を気にしないと決めたのに。

なんで不安になってしまうんだと。

自分を責めたとしても無理な話ですよね。

同じように何か嫌な事が起きたのに。

無理に楽しい気持ちになろうとしても難しいと思います。

そして感情は出来事に対して反射的に湧き起こるもので。

自分がコントロールできない生理現象みたいなものです。

自分を責める必要はありません。

嬉しいと感じても。

落ち込んでも。

不安や恐怖を感じても。

それがあなたの感情で。

何を感じても大丈夫と縛りのない状態が自己肯定感が高いということになります。

でもちょっと待ってくれ。

感情をコントロールしなかったら。

ずっとネガティブのままじゃないかという人もいると思います。

それに対する答えは感情ではなく。

思考をコントロールすること。

これがボジティブ思考になる方法です。

プレゼンテーション直前でガチガチの状態を想像してみてください。

この場合プレゼンテーションという出来事に対して、緊張や恐怖という感情が起こると思います。

そして、それに対して思考が現れるというケースです。

緊張に対して声が震えたらヤバイと考える人がいる一方で。

緊張する場は今後もある。

今後の練習だと思って、頑張ろうと前向きに考える人もいます。

このように全ての物事には二面性があります。

どちらの面に目を向けるかが、ポジティブ思考とネガティブ思考の違いです。

そして自己肯定感が低いと。

緊張という感情自体を悪いものだとみなしてしまうので。

なんで俺は緊張してしまうんだ。

というようにネガティブ思考になってしまいます。

そして自己肯定感が低い状態でポジティブ思考になろうとすると。

ポジティブになれない自分はダメな奴だと自分を攻めることにつながってしまうものです。

まずは自己肯定感を上げる練習をすること。

物事の二面性を理解してポジティブな面に目を向けてみること。

この二つが重要になります。

ネガティブになっても大丈夫という軽い気持ちでポジティブな面を探そうとすると。

感情が縛られていない分、簡単に見つかるものです。

なのでポジティブにならなければいけないんだという重い気持ちではなく。

ポジティブな面を探してみようというようなゲーム感覚で取り組んでみてください。