将来に漠然とした不安がある。
こうした不安と上手に共存していくにはどうしたらいいでしょう。
世界中のメディアが、いい話というのはたいして視聴率が上がらないし、新聞も部数が伸びないということで、週刊誌にしても、ラジオ、テレビがみんな我も我もといわんばかり、まがまがしい記事をニュースを流す。
これに翻弄されている。
宇宙の法則、地球の法則は正と負、陰と陽、吉と凶、プラスとマイナス。
いいことが起これば悪いことが起きる。
また、悪いことがぽこればいいことが起きる。
これが潮の満ち干と同じに、必ず半分半分起きる。
それを意識していれば、宇宙の法則だということで納得できる。
今までわからなかったことが急に理解できるようになる。
自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調することはなくなる。
世の中とは禍々しい話に振り回されている。
振り回されないようにするにはどうしたらよいか。
不安感を払拭するにはどうしたらよいのか。
自分が今まで生きて来て、そんなに死ぬほど食べられなかったり、死ぬほどの出来事にあっただろうか。
どんずまりが何度あっただろうか。
どこの扉を開けても開かないし、叩いても開かない時期、それをどうやって切り抜けてきたか。
切り抜けて来たからここにいるのではないか。
もうおしまいだもうだめだ。今まで何べん言っただろう。
でも今でもちゃんと生きている。
それでもふてぶてしく生きているじゃないか、ということに気が付けばよい。
今までいろんなことがあっても切り抜けて生きてきた、ということはこれからもそうだろう。
ということになると取り越し苦労、それは必要ないということがわかる。
人はどうも取り越し苦労が好きなんですよね。
やってみなきゃわからない訳だし。
結果がすべてだし。
いろんな本もノウハウも出てますけれども、これは無理なんですよ。
怒るなと言っても感情の動物ですからね。
それを、どう処理するかが、技術が必要ですよね。
起こりぱなし、感情の時にかっとなったまんま、全然進化していない。
起こったら起こりぱなし、泣いたらなきぱなし。
感情のおもむくまま、本能のおもむくまま、これは人になっていくということは、一つ一つ考えていくということが大事です。
自分の心も人の心もコントロールするということは難しいことですが。
自分の心というのは自分で変えていくこれしかない。
技術的にいうと呼吸法、うんと深呼吸して姿勢を正すということ。
頭をまっすぐにして、姿勢をまっすぐにする。
腰から上をまっすぐにする。
静かに無理のない深呼吸をする。
そうすると怒りが静まっていきますよ。
それから口を開けばいい。
そんなにトラブルにはなりません。
笑いとかユーモアは人生の余裕から生まれる。
余裕もなくてギリギリいっぱい悩んで生きている人はユーモアを出す暇がない。
余裕がなさすぎる。
ですから、どんなことがあっても感情的にならないで。
悩むより、まず考えればよい。
冷静に考えれば何でもないことなのに。
簡単なことでも、あー大変だ大変だ、どうしよう。
感情的に考えるとなんでもこの世の終わりみたいに大変になるんです。