皆さんは誓いを守っていますか。
すべきことはわかっているがしたくないんだ。
したくないのではなくできないのでは!
運動や食事制限など自分で決めた目標が実行できないのでは。
だから自分を変える方法を教えることにしました。
変えたい人にも、あまりそう思わない人にも、コレステロールを気にせずクッキーを食べたい人にも。
自己抑制の戦略、目標達成に役立つ簡単な戦略を説明します。
体重を減らして健康になれる。そして、悪い習慣をやめる。
ここではどんな習慣にも当てはまる話をします。
意志力を鍛える実用的なコツを教えます。
私がダイエット中で減量を目指しているとします。
そして、この誘惑に直面する。
実際食べるつもりです。
では質問です。
クッキーを食べると罪悪感が残るでしょう。
そんなとき、目の前にあにチョコレートがあったら、食べずに我慢できるでしょうか?
クッキーを食べた罪悪感で、チョコレートを食べないと思う人。
食べる?
なぜですか?
ひとつ食べると同じだと開き直るから。
それが、どうにでもなれ効果です。
自分を熟知していますか。
食が気分に与える影響の実験と称し、ダイエット中の人を集めます。
好きな味のドーナッツを選ぶんです。
5分で完食させられ、コップ1杯の水を飲まされます。
不愉快な満腹感を確実にするためです。
水でウエストがきつくなるでしょう。
無理にドーナッツを食べさせて、わざと満腹感を与える。
ダイエットの中に人に罪悪感を引き起こすのです。
罪悪感こそが自制心を失う主な理由です。
減量以外の目標も同じです。
チャレンジに挫折はつきものですが、挫折したとき、自分に厳しい人ほど再びくじけやすくなる。
どうにでもなれ、ひとつ食べれば後は同じだ。
どうせ変わらないんだ、楽しく食べてやると。
どうにでもなれ効果が生じるのです。
確かに甘えですから。
こうして自分の感情に気づかせます。
次にこう言います。
誰にでも甘えはあるもの。
共通の人間性です。
挫折すのはだめな人だからではなく、人間だからです。
そして、最後にはあまり自分に激しくしないで。
罪悪感の認識。
甘えは共通の認識。
自分に激しくしないでという慰め。
この3つを合間にさりげなく伝えることが、自分に激しくしないでの効果です。
誘惑に負けた時、自分に激しくするのはよくないのです。
そして多くの研究によれば、遺憾と罪悪感が自制心をなくす原因です。
ダイエット以外にアルコール依存でもそうです。
飲酒を悪く思うほど、次の日、もっと飲んでしまう。
ギャンブルも同じです。負けを気にするほど取り返そうとする。お金を借りてでもやろうとします。
物事を先延ばしにする人にも同じことが言えます。
自分を激しくしなきゃと思うでしょう。
でも、そう感じるほど、次の機会にまた先送りしてしまいます。
これが今日教える戦略です。
誓いを破ってしまった人に、でもそれが人間です。
自分に激しすぎないで。
挫折しそうなとき、自分に言い聞かせてみましょう。
私たちは自分に激しくなりがちです。
罪悪感や自分への失望や。
不安な程、負の感情を感じてしまうのです。
それを認識し、それが変化や目標達成の過程だと気づくこと。
目標を思い出して自分をレールに戻すこと。