インターネットをしているとき、いきなりパソコンからビービーとすごい音がして、ウイルスや個人情報がという警告が出て大慌てしたことはありませんか。
突然ウイルスに感染したかもしれない。情報が漏えいしたかもしれないの不安をあおる警告メッセージが表示される。
さらに電話をかけるように誘導し、遠隔操作による対処やサポート契約を持ち掛けられる。
こうした警告が「偽警告」です。
「無料のウイルス対策」と謳った広告が表示されたり、「ウイルスに感染している」など紛らわしい警告が表示されたことはありませんか。
実際に偽警告に遭遇してしまったとき、どんな対処方法をすればよいのか。
いつものようにニュースを見ていたら、男性の方ならアダルトサイトを見ていたら。
偽警告が出てしまったときは惑わされないように。
パソコンを再起動すればもう表示されることはありません。
偽警告はウェブページを閲覧するソフトを巧みに利用して、閉じるボタンを何度押してもポップアップメッセージを表示させ続け、操作を妨害するなどして利用者の焦りを誘うのです。
でも、必要となる対処は難しいものではありはありません。
パソコンの再起動は、もっとも簡単な対処の仕方です。パソコンの再起動でブラウザを終了することができます。
ほかにもタスクマネージャーを起動して、プロセスのところに起動しているアプリを選んで右クリックで「タスクの終了」を押せばブラウザを終了することができます。
「Alt」キーと「F4」キーを同時に押しながらポップアップメッセージのOKを押すとブラウザーを終了するといった方法もあります。
大きな音がすると慌てますが、警告音はウェブページのパソコンの音量を下げることで警告音を消すことができます。
万が一偽警告の指示に従って、表示されている番号に電話などしてサポート契約を持ち掛けられ、クレジットカードで契約金を支払う契約をしてしまった場合は。
ソフトをアンインストールする。
消費生活センターにサポート契約を解除するための相談をする。
念のためクレジットカード会社に電話して相談をする。
インターネットは怖いことも多いです。でもこれだけ便利なものを利用しないというのも、もったいない話です。
だから安心して利用するためにもコンピュータの知識と高いセキュリティを意識することが必要です。
OSやソフトのアップデート。
セキュリティソフトを導入して、定義ファイルを常に更新するというウイルス対策を忘れずに。
パスワードの管理にも気を付けたほうがよい。