インターネットの普及で生活が便利になっている。パソコンやスマートフォンだけでなくインターネットに接続される機器が増えてきています。
このようなネット接続機器はIoT (Internet of Things)機器やネット家電と呼ばれています。テレビもインターネットに接続できる機能があるのでテレビでWebサイトの閲覧をしたり、インターネットサービスができたりします。動画サイトも見ることもできます。
照明やエアコン家電のネット家電はリモコン操作だけではなく、ネットワークでリモート操作できるなどもできます。スピーカーに話しかけると電気をつけり、消したりしてくれる。
ルーターはネットワークを中継する装置のこと。このルーターは家のネットワークの出入り口のこと。電源が落ちたことで、出入り口がなくなったことで接続できなくなってしまった。インターネット接続も含めてネットワーク家電も使えなくなる。
ルーターは24時間365日働いてくれる。ただ24時間365日、つながれているので犯罪者にも狙われやすい。ルーターがウィルスに感染して、DDos攻撃の踏み台にされることも。
DDos攻撃とは(分散型サービス妨害攻撃)などと訳されますが、攻撃対象となるサーバーに対して無数の端末から一斉にアクセスするなどで、サーバーに大きな負荷をかけ、サーバーを停止に追い込むことです。
知らないうちにサイバー攻撃に加担されてしまうということ。それがDDos攻撃の踏み台にされてしまうこと。
ルーターだけでなくネットワークカメラなどインターネットと接続機器も踏み台にされてしまう。
ルーターを動かしているファームウェア(ルーターを動かしているソフト)です。これに設計上の問題や欠陥、脆弱性(セキュリティ上の問題)がないか確認することが重要です。
もちろんセキュリティに関する設定に問題がないかということも。私はNTT東日本のホームゲートウェア/RS-500KIを使用している。本商品はファームウェア更新の初期値は「自動更新」と設定されています。ご自身による設定は不要です。
web116.jp/ced/support/version/broadband/rs_500ki/index.html#top
ファームウェアとは電子機器を制御するために組み込まれているソフトウェアです。機器のROMに書き込まれている。
パソコンのマザーボード上のBIOSもファームウェアの一種です。
カメラはIDとパスワードの変更しなければならない。初期状態のIDとパスワードを使っていると?
ネットワークカメラのIDとパスワードには注意が必要です。
パスワードを設定しないというのは論外ですが、初期状態のままや簡単なパスワード設定はだめです。絶対です。
のぞき見されてしまう危険性があります。ネットワークカメラのIDとパスワードを変更しましょう。
インターネット接続機器は便利ですが、その一方で第三者に操作されてしまうというリスクもあります。
家庭の中でスマート家電やネット家電を安全に使うために必要なことは何か。おさらいします。
ルーターはインターネットの出入り口。ネットワーク機器同士の通信も中継します。ルーターのファームウェアは自動更新に設定するなど最新状態にしましょう。そうでないと脆弱性を悪用されてウイルスに感染されてしまうなんてことも。
ルーターやネットワーク機器がウイルス感染するとDDos攻撃の踏み台にされてしまいます。インターネット接続機器はIDやパスワードは適切なものにしましょう。特にネットワークカメラの場合は初期状態のままや設定なしだと第三者にのぞき見されてしまうかも。
ネットワークカメラや無線ルーターなど家庭にあるインターネットにつながる機器の基本的なセキュリテイ対策をしてください。