腕を伸ばそうとしたら、どうも肩が痛い。しばらくしたら治るだろうと思っていたら、ずっと鈍い痛みが続いている。


もしかして、これがいわゆる中高年に多い「五十肩」なの?


加齢で筋肉や関節など肩周辺組織に柔軟性がなくなり、炎症が起きることが主な原因。正式名称は肩関節周囲炎。


一般的には発症が多い年代にちなみ五十肩と言われるが、四十肩の呼び名でも通っている。


近年は30代など若い世代も増えている。


身体を動かさないデスクワーク中心の職業の人が多い。男性よりも女性が比較的なりやすい傾向があるという。


ストレス、ホルモンバランスの変化なども影響してくると言われている。


症状は腕が上がらず方に痛みが生じる、背中に手を回しにくい、髪を洗う動作がしづらいなど。


症状は半年~1年ほどで自然に治ることが多いが、症状が重い場合は数年かかることもある。


ストレッチをすることで早く改善できる。ただ、痛みが強い急性期は、動かさないようにして安静にする。


ストレッチは、痛みが軽減したものの、肩が動かしにくい慢性期から始めるといい。


肩を動かさないでいると筋肉や関節が固まってしまう。


無理のない範囲で行うと効果