子どもが医薬品を誤って飲むと、成分によっては入院が必要になるような重い健康被害が生じるとして、消費者庁は医薬品は子どもの手の届かない、見えない所に保管するようにしてほしいと、注意を呼び掛けている。
消費者庁によると、誤飲する子どもの年齢は1~2歳が多く、飲み込んでしまった医薬品は錠剤をはじめシロップ、顆粒など。
薬の種類は、総合感冒剤や抗不安剤、解熱鎮痛消炎剤、催眠鎮静剤など多岐にわたる。
医療機関に寄せられた情報では、女性がシートから出して枕元に置いていた睡眠剤を孫の1歳男児が誤飲。
ふらつきなどの変調がみられたため救急要請して入院した事例や、2歳女児がアレルギー治療用に処方された母親のシロップを誤飲、経過観察で入院した事例などがあった。
生後半年から1歳半ごろまでは、身近にある物を手に取って何でも口に運ぶ特徴があるという。
このため、特に向精神薬や血糖降下剤、気管支拡張剤や降圧剤の誤飲は重篤化のリスクが高く、厳重な管理が必要だ。
小児救急電話相談では、休日や夜間の子どもの急な病気への適切な対処の仕方や、受診する病院などについて小児科医や看護師のアドバイスを受けられる。
「#8000」を押すと、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送される。