冷え込みとともに肌が乾燥する季節。現代の手荒れは指先から始まる。

 

気付いていないが、パソコンやスマホなど指先を使うことが多くなり、手荒れが変化して指荒れになっている。

 

乾燥と摩擦の繰り返しで、爪の横が硬くなり柔軟性がなくなる。刺激で皮膚がめくれ上がることもあるという。

 

細かい地割れを放置しておくと、大きな傷になるが、指先は気付かないことが多い。

 

ハンドクリームは指先に向けてマッサージするつもりで塗ることが大事。

 

ユースキン製薬がスマホやパソコンを日常的に使っている20~50代の働く男女412人を対象にスマホで自分の指先を撮影、拡大して見てもらった。

 

当初は「指先が荒れていると思わなかった」140人のうち60%が拡大写真で荒れに気付き「ケアが必要と思った」と答えている。

 

手を洗う際に気を付けることの一つ。

 

水温は冷水でもお湯でも駄目。人肌の温かさが一番いい。33~35度。42度だとかゆみセンサーのスイッチが入り、かゆくなる。

 

手を洗う際の洗浄剤は低刺激なものを選ぶことが必要だという。

 

手洗い方法にも注意し、手を拭くときは水分をきちんとよく拭き取ること。

 

ハンドクリームは正しい量と塗り方を意識して塗り、早めのケアで指荒れの重症化予防を。