風邪薬をはじめ、よく使われる市販薬の成分を、商品の外箱などのカラー写真とともに一覧できる冊子「クスリ早見帖」の2017年版が発行された。

 

京都市の医療調査会社「プラメドプラス」の製作で、生薬を含む市販薬125品目を載せている。

 

クスリ早見帖は、患者が家で飲んできた薬を聞きだそうとしても正確に思い出せない人が多いため、どうにかできないかと考えて2014年から製作を始めた。

 

飲んでいる市販薬の成分が分かれば、同じ成分を含む薬を重ね
て出してしまうといった事態を防ぐことができ、適切な薬の処方に役立つと、医療現場での活用を呼び掛けている。

 

17年版は医療者からの要望も受けて、生薬を含む市販薬に絞って製作した。

 

葛根湯などのような漢方製剤から、合成薬と生薬の両方を含み、薬の名称からは生薬が含まれているとは想像しにくい商品までさまざま。

 

「クスリ早見帖」17年度版はA4版、34ページ、1080円。

 

お問い合わせはプラメドプラス社に

 

http://www.plamedplus.co.jp/news/20170425.html