職場の異動や進学、進級など、生活に変化の多い春は、疲れがたまりがち。
疲れを取るには質の良い睡眠が欠かせないが、「眠りが浅い」「寝つきが悪い」といった悩みを抱えている人は多い。
脳にある自律神経の疲れを取る唯一の方法は、良質な睡眠を十分に取ること。
自律神経をいたわることが快眠につながります。
就寝前に、自律神経が休まっている状態にしておくのがポイントだ。
入浴は1~2時間前、食事は3時間前までに済ませ、寝酒や暗い部屋でスマートフォンなどのデジタル機器の強い光を見るのは控えたい。
いびきは、睡眠の質を下げつ大きな要因。
気道が狭まった状態で呼吸をしているため、酸素供給を促そうと自律神経が活発に働き、寝ながら運動しているのと同じ状況になる。
いびきを抑えるのには横向きで寝るのが良いという。
横抜きで寝やすい枕や抱き枕を使うのも手だ。
寝汗も自律神経が働いた証し。
寝具や室内の温度に気を配りたい。
加齢に伴い、必要な睡眠量は減ります。
適正な睡眠は人それぞれ。日中、問題なく過ごせていれば、深刻に捉えなくてもいい。
脳波検査に基ずく睡眠データによれば、8時間以上眠れるのは10代前半までで、60代以降は6時間前後になる。
眠れていないと悩む中高年者は、睡眠時間の長さにとらわれがちだが、大事なのは密度という。
早寝、長寝、昼寝はやめましょう。
寝床にいる時間を必要以上に長くすると、かえって眠りが浅くなり、また眠れないかもという恐怖感で寝つきが悪くなるといった悪循環に陥る。
昼寝も夜の眠りを浅くしてしまう。
眠りの質を上げる方法として、睡眠日誌の活用だ。
消灯時刻や寝入った時刻、目覚めた時刻を1週間ほど記入して、睡眠パターンを見える化し、実質的な睡眠時間を把握する。
記録するのは朝起きてから、おおまかで構わないという。
実際の睡眠時間と寝床にいる時間の差を縮め、睡眠の密度を高めるのが狙いだ。
起床時刻を決めたら、寝床に向かうのは実質的な睡眠時間プラス30分ほど前に抑えるとよいそうだ。
寝床についても眠れないときは、思いきって、寝床を出てください。
睡眠習慣を見直しても改善しなかったり、眠れない以外の症状があったりする場合は、医療機関の受診を勧めたい。