人はなぜ眠るのか、睡眠時間はどのくらいが健康にとって適切なのか。

 

睡眠が必要な理由については諸説あります。


最近の研究では、日中の活動で体内に生じた「フリーラジカル」という有害物質を消去するための仕組みではないかという説が有力です。

 

健康な眠りには基本的なパターンがあります。

 

眠りについてからしばらくたつと、まぶたがぴくぴくしたり、体が動いたりする浅い眠りに入り、しばらくすると深い眠りに入っていきます。

 

その後、眠りが浅くなり、再び深い眠りに戻ります。

 

これを4~5回繰り返すと目が覚めます。

 

このリズムを乱さないことが大切です。

 

では、1日に何時間ぐらい眠ればいいのでしょうか。

 

ある調査では、「1日に8時間眠っている」と答えた人が最も多かったそうです。

 

しかし、長時間の追跡調査では、7時間ほど眠っている人が長生きであることが分かっています。

 

それは、1日に約6時間眠る人の血管が最も健康的であること、また、毎日8時間以上眠る人は、5時間以下の人よりもむしろ、血管の老化が進んでいたというものでした。

 

朝、目が覚めたら、だらだらと寝ていないで、さっと起きることです。

 

年をとるにつれ「眠れない」「眠りが浅い」という人も増えてきます。

 

そこで、ぐっすり眠るための極意をまとめておきます。

 

1.寝不足をあまり気にしない

2.日中の運動を心掛ける

3.昼寝をしない

4.寝る前の行動を日々同じにして、飲食は避ける。